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『ゾンビサイド:グリーン・ホード』日本語版、10月31日発売

zombiecideghJ.jpgアークライトゲームズは10月31日、『ゾンビサイド:グリーン・ホード(Zombicide: Green Horde)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・R.ギートン&J.B.ルリアン&N.ラオール、1~6人、14歳以上、60分、12000円(税別)。独立型拡張セットのため、単体でプレイ可能。
CMON社(シンガポール)による『ゾンビサイド:ブラック・プレイグ』と同じく、中世暗黒時代を舞台にしたファンタジーゾンビゲーム。オリジナルの英語版は2018年に発売された。今度は「緑の軍団」オークゾンビと協力して闘う。
軍団マークのあるゾンビカードが引かれると、新たなゾンビが登場し、一箇所に軍団を形成。「軍団登場」のカードが引かれると、ボード上に広がってプレイヤーを襲撃する。
プレイヤー側にも新たな武器や呪文が加わりこれに対抗する。協力して迎え撃ちたいところだが、一箇所に固まりすぎると投石機の攻撃を受けるので注意が必要だ。
72体の豪華なミニチュアで独特の世界観に浸れるだけでなく、地図タイルの組み合わせにより10種類のシナリオが用意されていて、リプレイアビリティも高い。さらにシナリオを自作して楽しむこともできる。
内容物:ミニチュア 72体、地図タイル(両面仕様) 9枚、ステータスボード 6枚、生存者カード 6枚、生存者用カラーベース 6個、ダイス 6個、マーカー 48個、トークン類 68個、ミニカード 133枚(物品カード+屍者カード+早見表カード)[※ 生存者カード 75×88mm, ミニカード 41×63mm]
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アメリカ・テーブルトップ賞2019に『キャッチ・ザ・ムーン』ほか

アメリカ・テーブルトップ賞(The American Tabletop Awards、以下ATTA賞)委員会は今月9日、第1回目となるATTA賞を発表した。ボードゲームを紹介する在米のブロガーやユーチューバーなど10名の委員が4部門について選んだ作品は以下の通り。
ATTA賞は、アメリカのボードゲーム市場が急速に拡大する中、ドイツ年間ゲーム大賞、フランス・アスドール、スペイン年間ゲーム大賞、オーストラリア・カンガ賞のような一般向けの賞がアメリカになかったことから創設された。
対象は英語ルールがあること、モノがあること(プリント&プレイ版などでないこと)、前年に初版でリリースされたこと、小売またはクラウドファンディングが条件で、委員が5タイトルまでをランキングを付けて推薦し、これを集計して決定する。
共同設立者で、レビューサイト”What’s Eric Playing? link“を運営するE.ユルコ氏は、「委員会が結集して2018年に発売されたすごいボードゲームを見ることができたことを嬉しく思います。テーブルトップゲームのコンテンツ製作畑を縦断する多様な委員が集まったことはとても幸運なことで、どのボードゲームが受賞したか発表できることを喜んでいます」とコメントしている。
The American Tabletop Awards link
【アメリカ・テーブルトップ賞2019】
初心者ゲーム部門:キャッチ・ザ・ムーン
ノミネート:スネイル・スプリント、ザ・マインド
推薦:ドロップイット、メガランド
カジュアルゲーム部門:クアックザルバー
ノミネート:シャドウズ・アムステルダム、スペースベース
推薦:ジャストワン、ギズモ
戦略ゲーム部門:クロニクルズ・オブ・クライム
ノミネート:西フランク王国の建築家、陸海空の英雄たち
推薦:コインブラ、クリプテッド
コンプレックスゲーム部門:ルート
ノミネート:裏切り者レガシー、ブラス・バーミンガム
推薦:テオティワカン・シティオブゴッズ、故宮