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協力型デッキ構築ゲーム『イーオンズ・エンド』日本語版、5月21日発売

aeonsendJ.jpgアークライトゲームズは5月21日、協力型デッキ構築ゲーム『イーオンズ・エンド(Aeon’s End)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・K.リレイ、イラスト・ゴンスタジオ、1~4人用、14歳以上、60分、5800円(税別)。
オリジナルはアクションフェイズゲームズ(アメリカ)から2016年に発売された。ゴールデンギーク賞でソロボードゲーム部門、協力ゲーム部門にノミネートされている。「破孔魔術師」となり、人類最後の拠点グレイヴホールドを守るため、地下からの侵略者「ネメシス」と戦う。
プレイヤーのターンでは、呪文カードの使用、カード(宝石・遺物・呪文)の獲得、破孔タイルの操作、そして特殊能力の使用を行う。カードを獲得することで自分のデッキを強化していく。一方、ネメシスのターンは、ルールやネメシスの専用カードによって指定される手順で処理する。
システムの新機軸も満載。ターン順が変化することでリアリティーを増し、デッキはシャッフルしないというルールで捨て札の順番まで慎重な計画が求められる。
ゲームには4種類のネメシスが用意されており、それぞれが個性的なアクションを行うため、どのネメシスと戦うかで戦略も変わってくる。さらに個性豊かなプレイヤーキャラクターが8人、デッキ強化に使用するカードが27種類と、カードの組み合わせによって展開も異なり、難易度も調整できる。
内容物:トークン類 90個、プレイヤーカード 203枚、ネメシスカード 75枚、登場判定カード 27枚、早見表カード 4枚、ターン順カード 9枚、プレイヤーマット 8枚、ネメシスマット 5枚、破孔タイル 16枚、カード仕切り板 11枚、体力ダイヤル 2個、ルール説明書 1冊、初ゲームの手引 1枚(※カードサイズ 63.5×89mm)
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イギリスのボードゲームデザイナー エリック・ソロモン氏逝去

イギリスのボードゲームデザイナーであるエリック・ソロモン氏が今月中頃、ロンドン郊外イルフォードの老人ホームで逝去したことが、フランヨス社のツイートで明らかになった。享年86歳。
1935年バーミンガム生まれ。物理学・金属工学・数学を専攻し、数学の博士号を習得。イギリスのコンピュータ会社でソフトウェア開発に従事した後、コンサルタントとして独立した。趣味はクリケットと乗馬。
ボードゲームは1972年のスパイゲーム『シグマファイル』がデビュー作。これをリメイクした『カサブランカ 』、氷が溶ける中コンテナを持ち帰る『アラスカ 』、カンガルー飛びのレースゲーム『ビラボング 』はドイツ年間ゲーム大賞の候補に選ばれた。ほかにアブストラクトゲーム『ヒュレ7』『ブラックボックス』のほか、ゲームプログラミングと紙ペンゲームの書籍がある。
Wikipedia:Eric Solomon
BGG:Eric Solomon