私が一番小さい?『カーボ』日本語版、4月16日発売
アークライトゲームズは4月16日、『カーボ―まぼろしのユニコーンをさがして―(Cabo)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・M.ヘニング&M.ライムズ、イラスト・A.ムキート、2~4人用、8歳以上、45分、1600円(税別)。
オリジナルはイーヴンタイドゲームズから2010年に発売された作品。ユニコーンのテーマを乗せてベジエゲームズ(アメリカ)が2018年にリメイクした。トランプのルール「ゴルフ」をベースにしたカードゲームで、かわいくて臆病なユニコーン”カーボ”に最も近づくことを目指す。
毎ラウンド、プレイヤーは手札として数字の書かれたカード4枚を配られるが、一部は内容を確認することができない。そこで手番にカードを交換したり、特殊能力カードを使用して相手の手札をのぞき見たりしながら、推理とハッタリで互いの手札の合計値を予測する。
自分の手札の合計値が、皆で最も小さいと思ったら「カーボ!」宣言。予想が正しければ失点ゼロ。外れていれば合計値に加えて10点のペナルティーがある。ほかのプレイヤーも手札の合計値だけ失点になる。誰かが規定点に達するまでプレイし、合計値の最も少ないプレイヤーが勝利する。
手軽に心理戦が楽しめ、意外な結末に盛り上がれるカードゲームだ。
内容物:ゲームカード 52枚(※カードサイズ:63.5mm × 88.9mm)、早見表カード 4枚、メモパッド 1冊、ルール説明書 1枚
『アグリコラ:牧場の動物たち THE BIG BOX』日本語版、4月中旬発売
ホビージャパンは4月中旬、2人用ゲーム『アグリコラ:牧場の動物たち THE BIG BOX(Agricola: Die Bauern und das liebe Vieh – The Big Box)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・U.ローゼンベルク、イラスト・K.フランツ、2人用、10歳以上、30分、5000円(税別)。
ゲーマーズゲームの定番『アグリコラ』を2人プレイ専用にした同タイトル(2012年)に、これまで発売された2つの拡張セット『牧場にもっと建物を』(2012年)『さらに牧場にもっと建物を』(2013年)を同梱した改訂版。いずれも日本語版が発売されていたが、現在は入手困難となっている。
ワーカープレイスメントで交互にアクションを行い、牧場を作り、できるだけたくさんの動物を飼う。基本の建物に加え、拡張の建物の効果を組み合わせ、効率よく動物を増やしつつ、飼う場所を確保しなければならない。
特別な建物タイルが54枚入っており、この中から毎回ランダムに4枚(経験者ルールでは8枚)を使う。これによってゲームの方向性は毎回変わり、繰り返し遊べる作品となっている。ルールブックでは、各建物タイルの効果やほかの建物との関係について詳細が記されている。
これまでディスクだった資材コマと労働者コマがそれぞれを模した木製コマになり、雰囲気もアップした決定版の登場だ。
内容物:ゲームボード1枚、農場ボード2枚、農場拡張ボード5枚、基本の特別な建物タイル4枚、特別な建物タイル54枚、代用マーカー9枚、スタートプレイヤーマーカー1個、労働者コマ6個、動物コマ65個、資源コマ37個、飼葉桶コマ10個、境界コマ26本他