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ボードゲーム団体が社会活動コンテストでメルケル首相特別賞

ドイツのボードゲーム普及団体「シュピールカフェ・デア・ゲネラツィオーネン(Spielcafé der Generationen、全世代のボードゲームカフェ)」が22日、社会活動コンテスト「シュタートゾツィアル(Startsozial、始めよう社会活動)で連邦首相特別賞を受賞した。メルケル首相がビデオレターを公表し、「ボードゲームは単なる娯楽ではない」と述べている。

「シュピールカフェ・デア・ゲネラツィオーネン」は2017年に設立された。年齢も社会的背景も違う人たちが集まって、一緒にボードゲームをすることにより、相互理解や社会の結束力を強化することを目指し、毎月数回、平日夕方にボードゲーム会を開いている。特に高齢者の参加を促し、老後の孤独を解消しようとしてきた。現在、コロナ禍により同会はボードゲーム会を開いていないが、代わりにオンラインのプログラムを提供している。

「シュタートゾツィアル」は今年で16回目を迎えるドイツ全国のコンテストで、首相後援で社会参画とボランティア活動の強化を目的としている。今年は障害児支援やアフリカ支援など7団体が受賞し、それぞれ5000ユーロ(62万円)の賞金を獲得している。

今年はコロナ禍で表彰式は行われず、メルケル首相はビデオレターを公開。コロナ禍によるソーシャルディスタンシングや娯楽の延期・中止が続く中、「ボードゲームは単なる娯楽以上のものがある」「一緒にボードゲームを遊ぶことで結束も強まることに結びつけた素晴らしい取り組み」と讃えている。また、発起人で元代表のP.フクス氏は「ボードゲームを遊ぶことには重要な意味があり、それが今、認識されつつある」と語る。

受賞の報はシュピール・デジタルの初日と重なり、シュピール・デジタルの公式配信でも取り上げられた。

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ダージリンで鉄道建設と紅茶栽培『アルバリ』日本語版、11月下旬発売

alubariJ.jpgホビージャパンは11月下旬、『アルバリ(Alubari: A Nice Cup of Tea)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・T.ボイデル、イラスト・C.ギネモン、1~5人用、14歳以上、45~120分、7000円(税別)。
スタジオH(フランス)から2019年秋に発売された作品。『スノウドニア』(2012年)を改良し、テーマを19世紀インドでの紅茶の生産をテーマにしたワーカープレイスメントゲームだ。
ダージリン地方は、ヒマラヤ山脈の麓、インドの西ベンガル州にある紅茶の生産地。紅茶だけでなく、標高世界第3位のカンチェンジュンガ山の素晴らしい眺望と、ダージリン・ヒマラヤ鉄道でも有名である。1841年に中国産の茶樹(チャノキ:Camellia sinensis)の種子で紅茶栽培が始まり、を使用して始まりました;英国政府もまたその頃に茶園を設立、1856年にカルシャン&ダージリン・ティーカンパニーによってアルバリ茶園が開設された。
プレイヤーは自分が所有する茶園を経営するとともに、シリグリの街から山頂のダージリンまで続くダージリン・ヒマラヤ鉄道を建設する。ワーカーをアクションスペースに配置するだけでなく、収穫した茶葉を使ってチャイ(紅茶)を作り、喉が渇いた労働者に与えることで、アクションをアップグレードすることもできる。
鉄道が完成したら、鉄道建設への最も貢献度と、沿線の街の建物と有益な茶園を最も多く持つプレイヤーが勝者となる。
内容物:ゲームボード1枚、布製バッグ1個、得点表1枚、カード56枚、厚紙ボード製コマ73枚、木製コマ291個、ルールブック 他
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