Posted in 日本語版リリース

魅力的なビーチとストリートに『サンタモニカ』日本語版、2月16日発売

ケンビルは2月16日、『サンタモニカ(Santa Monica)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・J.ウッド、イラスト・B.インデリカート&J.グイェン&J.ウッド、2~4人用、14歳以上、45分、5200円(税別)。

オリジナルは昨年春にAEG社(アメリカ)から発売された作品。南カリフォルニアを舞台に、魅力的なリゾート街を作るカードドラフトゲームだ。デザイナーはAEG社で『タイニータウン』などの開発を務めてきたJ.ウッド。

手番には場札から1枚を選んで取り、自分の前に並べる。カードにはビーチとストリートがあり、上下2段に並んでいく。カードの効果で地元民、観光客、VIPが訪れ、リゾート街を移動していく。補充されるカードも見えているので、先の先を読んでドラフトするカードを選ぼう。

14枚のカードが並んだらゲーム終了で、隣接するカードの条件と、所定の場所にいる観光客など、ゲームごとに変わるボーナス条件などで得点を競う。好条件のカードをドラフトして、人々を上手に誘導して、賑やかなリゾート街を作ろう。

ケンビル:サンタモニカ 日本語版


(写真は英語版)

Posted in 日本語版リリース

力を蓄えて攻め込め『スキタイの侵略者』日本語版、2月16日発売

ケンビルは2月16日、『スキタイの侵略者(Raiders of Scythia)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・シェム・フィリップス、イラスト・サム・フィリップス、1~4人用、12歳以上、60~80分、6300円(税別)。

ドイツ年間エキスパートゲーム大賞にノミネートされた『レイダーズ・オブ・ザ・ノースシー:北海の略奪者(2015年)』と各種拡張セットを整理・バランス調整して昨年、ガーフィルゲームズ(ニュージーランド)から発売された。騎馬民族スキタイ人が黒海周辺からギリシャ、ペルシャ、アッシリアの集落を攻略し、略奪やクエスト達成によって勝利点を競う。

空きスペースに自分のワーカーを置いてアクションを行い、すでにワーカーが置いてあるスペースからワーカーを取り除いてアクションを行うという2アクション制で戦力を上げ、頃合いを見て略奪に出かける。略奪は場所によって戦力や必要なコストが異なり、勝利点やリソースがダイス判定で手に入る。

ワーカーは略奪が進むにつれてグレードアップし、さらに奥の地域へ略奪できるようになる。しかしワーカーはプレイヤー固有ではなく、2アクション制の中でプレイヤー間を行き来することになる。ビハインドしていてもグレードアップしたワーカーを手に入れれば逆転の目が出てくるだろう。

各プレイヤーがもつ戦士は得意分野やさまざまな特殊能力があり、アドバンテージを活用できるかが勝敗を分ける。やりこみ要素もしっかり加えて、プレイ時間を短縮した密度の濃い作品となっている。

ケンビル:スキタイの侵略者 日本語版