『コンコルディア:バレアリカ / キュプロス』日本語版、4月20日発売
オリジナルは2019年に発売。同年に『コンコルディア・ヴィーナス』のバレアリカ/イタリアマップも発売されている。
バレアリカマップではスペイン東部沖のマヨルカ、イビサ、メノルカ、フォルメンテラといったバレアレス諸島が舞台。各プレイヤーは海上にいる2隻の船からスタートし、島に植民する。東地中海が舞台のキュプロスマップは『コンコルディア・ヴィーナス拡張(2018年)』の再録。
マップの他に、新しいリソース「魚」を加える魚市場の選択ルールを『コンコルディア』全シリーズで加えることができるようになる。
『コンコルディア』基本セットはしばらく品切れが続いていたが、今年2月に再販し入手しやすくなっている。
・New Games Order:コンコルディア:バレアリカ / キュプロス
暗闇の世界をダイスで旅する『グロウ~トモシビノタビ~』日本語版、5月中旬発売
オリジナルはボンビクス社(フランス)から同時発売される作品。ゲームデザイナーは『ルイス・クラーク探検隊』『ディスカバリーズ:ルイス・クラークの足跡』『2人でお茶を』のシャブシ。暗闇に染まった世界で、光のかけらを集めるダイス&カードドラフトゲーム。
プレイヤーはゲーム中の8日間(8ラウンド)に渡って旅を行い、仲間を集めて自分のパーティーを編成する。仲間のアビリティは各エレメント(元素)と連動しており、これを自分のダイスの出目で発動させることで”光のカケラ”を集めることができる。
各プレイヤー最初のキャラクターカードをもってスタート。仲間によって振るダイスの色や個数が異なる。毎ラウンド、ダイスとキャラクターカードのセットをドラフトし、パーティーに加える。次にダイスを振って出た目で仲間の能力を発動させたり、ボード上を移動したりする。
得点はキャラクターの能力で”光のカケラ”を見出したり、移動先に家を建てたりすることで入る。使われたダイスは出目ごとに分けられ、次のラウンドでドラフト対象となる。8ラウンド終了後に、キャラクターやトークンの最終決算を行って勝敗を決める。
ダイスは得点やトークンを支払って振り直しもできるが、狙い通りになるとは限らない。寂しい白黒基調のコンポーネントと、カラフルなスペシャルダイスの対比が印象的な作品だ。
内容物:ボード(大)1枚、ボード(小)1枚、ダイス 30個、カード 53枚、厚紙製トークン 96個、木製トークン 41個、ルールブック 1部