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2021年年明けの新作:ディーププリントゲームズ

ジューシーフルーツ(Juicy Fruits)
ゲームデザイン・C.シュテーア、イラスト・A.ヘラー、1~4人用、8歳以上、20~50分。4月発売予定。
昨年のドイツ年間ゲーム大賞受賞作『ピクチャーズ』の作者による新作。島でフルーツを栽培して船に乗せて運び勝利点を競う。自分の島ボードでは、果物チップを一直線に移動し、移動できたマスの数だけ果物が手に入る。果物チップが少ないと選択肢が少ないが、果物チップが多くなると今度は身動きが取れなくなり、収穫量が下がってしまう。
収穫した果物は船に乗せて出荷し、勝利点にするか、または貿易チップにして特殊能力ができるようにしてもよい。ジュース工場のモジュールや1人用ルールもあり。

ロールシャッハ(Rorschach)
ゲームデザイン・K.クロース、イラスト・フィオーレ社&K.クロース、4~10人用、15歳以上、30分。4月発売予定。
見ようによっては何にでも見えるインクのシミ模様を使ったチーム戦のコミュニケーションゲーム。1人が単語カードとインクカードをひそかに組み合わせ、チームメイトはその組み合わせがどれかを当てる。その模様は果たしてドラゴンなのか忍者なのかニューヨークなのか、親の意図を汲み取ろう。

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TCGシュミレーター『ミレニアムブレイズ』日本語版、2月16日発売

アソビションは2月16日、『ミレニアムブレイズ(Millennium Blades)』日本語版を発売した。ゲームデザイン・D.B.タルトン、イラスト・F.フォンテス、2~5人用、12歳以上、80~120分、10000円(税別)。

オリジナルはレベル99ゲームズ(アメリカ)から2016年に発売された。日本のカードゲームに刺激を受けて作られたという。

パックを開け、シングルを購入し、他プレイヤーとトレードしてカードを集め、トーナメントに勝ち、自慢のコレクションを構築するというTCGの楽しさを2時間で全部楽しめるようにした作品。トーナメントの成績だけでなく、コレクションの出来なども勝利点になる。

アートワークは日本のマンガ・アニメを取り込み、『マジック:ザ・ギャザリング』や『遊戯王』のパロディも盛り込んだ。TCGを遊んだことがある人もない人も、醍醐味をたっぷり味わえる。

アソビション:ミレニアムブレイズ