ドイツゲーム賞2021、投票スタート
ボードゲーム愛好者の投票で今年の一番人気を決めるドイツゲーム賞(Deutscher Spielepreis)の投票が、インターネット上で始まった。16歳以上の社会人なら国籍を問わず参加可能で、日本からも投票できる。7月31日まで。
対象となるのは昨夏から今春までの時期にドイツ語圏で発表された新作。下記のページを開き、面白いと思う順に5タイトルまで(全て埋めなくてもよい)、タイトル(原題)とメーカー名、さらにキッズゲームも1タイトルを記入する。
下の段には個人情報を全て記入しなければならない。Vorname(名前)、Nachname(名字)、Straße(町名と番地)、PLZ(市町村名)、Ort(都道府県名)、Land(国名=Japan)、Telefon(電話番号=+81の後に0を除く市外局番から)、E-Mail-Adresse(メールアドレス)、E-Mail wiederholen(同じメールアドレスを再入力) 。入力が終わったら「absenden」のボタンで送信する。
受け付けられると、入力されたメールアドレスに確認のメールが届くので、そこに指定されたURLをクリックして投票完了となる。クリックしないと無効になるので注意。日本ではまだ一般発売されていない新作もあるので、締め切りまでたっぷり遊んでから投票してみよう。発表は9月にネット上にて、授賞式は10月のエッセン・シュピールで行われる予定だが、COVID-19の影響で変更もありえる。
近年の受賞は『ザ・クルー』(2020)、『ウイングスパン』(2019)、『アズール』(2018)、『テラフォーミング・マーズ』(2017)、『モンバサ』(2016)。ゲームをたくさん遊んでいるコアな愛好者が投票するだけに、遊びごたえのあるゲーマーズゲームが選ばれる傾向にあるが、ドイツ語圏で流通が弱い海外作品は投票者も限られるため不利になっている。
アノコロの俺らシリーズ・ボの巨人たち(We at the Time: Boardgames)
分かるわけないと思ったら
日本国内のボードゲームサークル・メディア・カフェ・企業などの始まった年を、ドイツ年間ゲーム大賞の受賞年より未来か過去か当てるトリビアゲーム。
毎回、ドイツ年間ゲーム大賞1タイトルが基準となり、山札から引いたカード3枚から1枚選んで、基準より未来か過去かを宣言。カードをめくると年月が書いてあり、当たっていれば得点になる。
「11年以上離れた2連続正解は不正解」というルールがあり、安全策を取りにくくなっている。ほとんどの団体は始まった年月など分かるわけがないが、並べてみると、未来か過去か何となく分かるのがゲーマーの感覚だろうか。たまに1~2年くらいの違いで当たったり外れたりするのが楽しい。
制作にあたってはすべての団体に連絡して確認を取り、裏にはデータとコメントがついている。ちなみに当サイトも入っているが、毎回全部カードを使うわけではないので有利というわけではない。
アノコロの俺らシリーズ・ボの巨人たち
熊熊飯店(2021年)
1~9人用/10歳以上/15分