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バイエルンに死す(Lieber Bairisch Sterben)

自分が育てた軍隊に苦しめられ 1701年からヨーロッパ全体を巻き込んで起こったスペイン継承戦争。フランスのブルボン家出身のフェリペ5世が即位したことに反対し、オーストリアがイギリス・オランダと共に宣戦布告した。このときバイエルン選帝侯・マクシミリアン2世エマヌエル率いるフランス・バイエルン連合軍と、…

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パワーキティ(Power Kitty)

スプレー最強 『パンデミック』『禁断の島』の作者が子供と作ったカードゲーム。ゲームクラフターという自家出版用のメーカーで販売されている。 内容はほとんど『ウノ』。色かマークが合うカードを順番に出す。スキップやドロー4に加えて、スプレーカード以外出せなくなる虫カード、手札から同じ種類のマークを全部捨て…

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フェイス・トゥ・フェイス(Face to Face)

誰かに見られてる 目と鼻と口のパーツを並べて手札をなくすことをめざす配置ゲーム。手番には裏になっているタイルを1枚引いて、手持ちから1枚を場に配置する。ルールは簡単で、目と口は接してはいけないことと、接するタイルは同じ色でなければならないこと。誰かが手札をなくしたとき、残りの人がもっているタイルが得…

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パニックタワー(PanicTower)

パニックというよりスリル 9つのマスに、カードの指示にしたがって積み木を積むアクションゲーム。作者は『メイクンブレイク』のローソンで、このゲームは今年のドイツ年間キッズゲーム大賞にノミネートされている。 積み木は大中小の3種類あって、カードは例えば「赤に大、黄色に中、青に小」というような指示がある。…

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ビジネス(Business)

これぞクニツィアゲーム ボードゲーム情報誌『GameLink』の最新号付録は、クニツィアのゲームが3つも付いている。その中の1つ。もとはドイツの情報誌シュピールボックスの付録で、製品化されたことはない。そんな幻のゲームを遊べて幸せである。しかもその内容たるや、クニツィアのエッセンを凝縮したようなジレ…

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ピクショナリーカードゲーム(Pictionary Card Game)

カードを口にくわえて お絵描きゲームの傑作『ピクショナリー』が今年カードゲームになった。マテル社なので日本語版が出たらいいなと期待しているが、どうなるだろうか。 ピクショナリーを冠しているが、何と絵は描かない。その代わり、カードを使ったジェスチャーで当ててもらう。2チームに分かれ、お題を確認したらス…

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ヒントをもうひとつ(VerTIPPT nochmal!)

ヒントが増えるほど混乱 『ひとつの文でどうぞ』と一緒に出たシュタウペのコミュニケーションゲーム。どちらのゲームも、ミスマッチが誘う笑いというコンセプトがあるようだ。 場には12枚のお題カードが並ぶ。けっこうエッチなものも多く、アダルト向きのようだ。このうち1つを、親が後ろを向いている間に残りの全員で…

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ひとつの文でどうぞ(EinSATZ – bitte!)

ミスマッチなヒントに四苦八苦 『プライバシー』で新たな側面を見せたシュタウペが、昨年2タイトルのコミュニケーションゲームを発売した。そのひとつがこの作品である。穴埋めをした定型文でヒントを出して、みんなに当ててもらうというゲーム。 多人数で遊べるが、何人でも2チームに分かれ、1チームずつゲームを行う…

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バズ・イット(Buzz it!)

慌てたあまりついポロリ 制限時間内に答える山手線ゲーム。カードでお題を発表して、タイマーのスイッチを入れて、親の左隣から時計回りに答える。タイマーが時間切れの爆発音を出したときに手番だった人の負け。 お題はやや対象年齢が高く設定されているようで、より宴会・コンパゲームらしくなっている。「すぐ死にそう…

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ポンテ ヴェッキオ(Ponte Vecchio)

高くふっかけるべきお イタリア・フィレンツェにあるヴェッキオ橋には、橋の上に宝飾店が建ち並ぶ。ここにお店を出し、通りかかったお金持ちに立ち寄ってもらって、お金を儲けるゲーム。デザイナー、メーカーともにイタリアである。この橋への思い入れの強さからか、橋もお店も立体の造形である。 さて、始めはみんな1軒…