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お姫様を助けるのは誰だ(Der verzauberte Turm)

勇者たちが魔法使いの企みを読んで、隠されたカギを見つけ出し、お姫様を助け出すファンタジーゲーム。2013年のドイツ年間キッズゲーム大賞を受賞した。作者のブラント夫妻は昨年、『村の人生』でドイツ年間エキスパートゲーム賞を受賞。ドイツ年間キッズゲーム大賞では2011年に『モンスターがすむ家』でノミネート…

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イロノオフビ(Irono Ofubi)

縁起物 いろんなダルマが描かれたボードに、色とりどりの板。何とも縁起のよさそうな雰囲気である。オーストリアの出版社が20年ほど前に相手の心を読み合う2人専用ゲーム。タイトルは、何を意味しているか不明(「色の御札」の誤りか?)。 交替で手番を行う。自分の番には、16マスのうち1マスを指定して、そこに置…

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おっぱい・おしり・サンシャイン(Titten Ärsche Sonnenschein)

ギャランドゥ! ドイツのボードゲームイベント「シュピール」には時折、こういった作品が見つかる。試遊卓で目に止まったこのカードゲーム、見かけによらずドイツ人が長考している。すぐさま売り場を探して買い求めたのは言うまでもない。日本に帰ってからしばらくすると、ゲームストア・バネストから翻訳依頼が届いた。さ…

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おおおおかみ!(Wooolf!)

皆一斉に分かる瞬間 今年ブームとなった『人狼』だが、手がかりがなくて誰に投票したらいいか分からないという方もいるようだ。公開されている手がかりがないことが、コミュニケーションゲームたる所以である。一方、手がかりがあれば推理ゲームとなるわけであって、そのひとつがこの『おおおおかみ!』である。今年のシュ…

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春夏冬中(No Fall Now)

誰ももっていない札はどれ? 春・夏・秋・冬、各4枚の絵札の中から、ない札を当てる推理と記憶のカードゲーム。ゲームマーケット2013秋で初出展となる桜遊庵から発売された。記憶が曖昧になっていく中で、間違えたら即脱落のシビアさがしびれる。 各季節には1が2枚、2と3が1枚ずつで合計4枚ある。ここから1枚…

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オトーリバース(Otoreverse)

そっちのバースト(笑) オトーリ(御通り)とは、「親」が口上を述べた後、杯に酒を注いでとなりの人に渡し、飲み干したら杯を親に返す、というのを繰り返して全員が酒を飲むという宮古の風習である。これをカードゲームにしたものが『オトーリバース』だ。ゲームマーケット2013秋でアルハラシステムズ(沖縄)から発…

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ウーゴ!(UGO!)

調整して取りっくていきんぐ シュピール’13では、2つのトリックテイキングゲームが注目されていた。1つが『エッベス』で、もう1つが『ウーゴ!』である。スカウトアクションでは『エッベス』が規定投票に達しなかったが、『ウーゴ!』は10位に入った。改めてドイツ人のトリックテイク好きが分かる。 …

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エッベス(ebbes)

ゲーム中に決まっていくルール 昨年設立、シュピールには今年初出展となるドイツのインディーズ出版社である。ドイツ中部、ハイデルベルク近郊のリンブルガーホーフに住むK.ガイス氏が自身の作品を発表している。この作品が最初で、タイトルの「エッベス」とは、ドイツ中西部の方言で「何か(標準ドイツ語でetwas)…

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陰謀の街(Intrigue City)

立て直して崩されて 街の中にある6つのギルドの影響力を調整して支持を取り付け、支配者を目指すボードゲーム。今年シュピールに初出展したギリシャのパープルゲームズの作品である。シュピールのプレビューで説明を聞いて興味を持ち、後でブースの前を通りかかったところで遊ばせてもらった。 マイボードには6つのギル…

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イル・ヴェッキオ(Il Vecchio)

待ちぶせでアイテムゲット 「大老(イル・ヴェッキオ)」と呼ばれたコシモ・デ・メディチに代わって、15世紀のフィレンツェの支配者を目指すドイツのゲーム。移動ルートにコマを置いていくシステムで知られるリューディガー・ドーンの作品で、今回は巡回してくるコマをそれぞれの移動先で捉えることがポイントになってい…