好きなゲームをジェスチャーで表現
ゲーム名やデザイナー名を30秒以内にジェスチャーで当ててもらうゲーム。『タイムズアップ』はアメリカの有名人などを当てるゲームで1999年にR&Rゲームズから発売され、2005年からヨーロッパに上陸。このゲームは、その拡張として、『世界の七不思議』のルポ・プロドゥクシオン(ベルギー)が発売したものである。
カードにはゲーム名やデザイナー名が英独仏の三ヶ国語で書いてある。固有名詞が多いので、どの言語でも同じものがほとんどだが、ちょっとずつ違うのが楽しい。「チグリス・ユーフラテス」「アルハンブラ」「ミヒャエル・シャハト」…これらがお題だ。親はカードを見て、制限時間30秒以内にヒントを出して当ててもらうことを目指す。
第1ラウンドはジェスチャーしながらいくらしゃべってもよい(答えはもちろん言っちゃダメ)。第2ラウンドは、ジェスチャーをする30秒間に1単語だけ話すことが許され、第3ラウンドは無口でジェスチャーしなければならない。第3ラウンドはほとんど無理ゲー。
第2ラウンドくらいがちょうどよくて楽しかった。カードを出していくジェスチャーに「ピザ」で『マンマミーア』とか、タイルを端から置いていくジェスチャーに「四角」で『ブロックス』とか。
お手持ちのゲームがお題になったらどんなヒントだと当ててもらえそうか、想像してみてほしい。ボードにコマを置いたり、サイコロを振ったりするジェスチャーだけでは絞り込めない。今回もヒントを出す方も当てる方も相当苦労したが、その分答え合わせで「あー、あのジェスチャーはそういう意味だったのか」という納得があって楽しかった。神尾と私が同点優勝。
Time’s Up! Game Geek
C.コーモン&T.プロヴースト/ルポ・プロドゥクシオン(2009年)
4〜18人用/12歳以上/45分
国内未発売