ローゼンベルクの『グラスロード』日本語版再版、ミニ拡張付きで
テンデイズゲームズは9月25日、U.ローゼンベルクの拡大生産系ゲーム『グラスロード(Die Grassstraße/Glass Road)』日本語版をミニ拡張同梱でした。1~4人用、12歳以上、プレイヤー人数×20分、6930円(税込)。
2013年にフォイヤーラントシュピーレ(ドイツ)から発表され、翌年日本語版が発売された作品。フェアプレイ誌の現地人気投票「スカウトアクション」で3位、ドイツゲーム賞で9位に入っている。昨年18世紀のドイツ・バイエルン地方を舞台に、伝統的なガラス工芸品の職人たちが住む田舎町で、専門家を駆使して発展させる。
資源を取る、新しい地形を置く、建物を建てるなど、さまざまなアクションを持つ専門家を15枚の中から選ぶことで進む。選んだ専門家がほかのプレイヤーとかぶっていなければ、その専門家の持つアクションを2つとも実行できるが、かぶってしまうとアクションは1つしか実行できない。
建物は資源を変換するもの、1回だけ効果のあるもの、ゲーム終了時に達成度合いによって得点が入るものという種類別に場に出ている。コストの資源を支払い、マイボードの空いているところに建てていくが、改良する建物は、すでにある建物から置き換えなければならない。効果をうまく組み合わせて、効率よく得点を増やす。
同梱されるミニ拡張は「アドヴェントカレンダータイル」(2015年)と「オクトーバーフェスト」(2014年)、一人プレイで利用出来る「道化師」カード(2015年)。旧版をもっている方のためにミニ拡張のみ550円で同時発売となる。
重ねて重ねて一番上へ『TOPPEN トッペン』9月28日発売
コロコロ堂は9月28日、『TOPPEN(トッペン)』を発売する。ゲームデザイン・新澤大樹(倦怠期)、アートワーク・高畑慧、2人用、6歳以上、10分、1650円(税込)。
オリジナルは同人サークル「倦怠期」がゲームマーケット2012春に発表した『バベルの塔』のリメイク。当サイトの新作評価アンケートで16位に入った作品が、国旗テーマになった。
各プレイヤー5枚ずつ、合計10枚の木製タイルをランダムに表に並べてスタート。交互に他のタイルの隣に移動するか、隣のタイルの上に積み上げ、すべてのタイルが積み重なった時に自分のタイルが「てっぺん」に置かれていると勝利となる。
アブストラクト思考だけでなく、移動したときに下から出てくるタイルが何かを記憶しておくこともポイント。プレイ時間は数分で非常にシンプルなルールながら、濃い読み合いが楽しめる作品だ。