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『世界の七不思議:建築家たち』日本語版、10月下旬発売

ホビージャパンは10月下旬、『世界の七不思議:建築家たち(7 Wonders: Architects)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・A.ボウザ、イラスト・E.エバンジェ、2~7人用、8歳上、25分、6160円(税込)。拡張セットではなく、単独でプレイできる。

ドイツ年間エキスパートゲーム大賞をはじめ世界各国のゲーム賞を受賞した文明発展ゲーム『世界の七不思議』のセルフリメイクで、ルポ・プロドゥクシオンから今秋発売される最新作。新しいドラフト方式で資源を集め、歴史に名を刻む七不思議の建造物を建造する。

未完成の七不思議を自分の前に置いてスタート。手番には自分のデッキ(表向き)か、右隣のプレイヤーのデッキ(表向き)か、中央の山札(裏向き)からカードを取って実行する。手番制で、実質2択になった。

カードは七不思議を建造するための資源、どの資源の代わりにでもなるコイン、勝利点をもたらす文明、さまざまな特殊効果をもたらす科学、定期的に起こる戦争で勝利できる軍事の5種類。誰かが自分の七不思議を完成させたらゲーム終了で、各分野の勝利点の合計を競う。

カードの効果をシンプルにして、手番制でも時間がかからないようにしつつ、各七不思議がそれぞれ異なるパターンで徐々に出来上がっていく様子をパーツを組み合わせて表現して、ファミリーやライト層でも楽しめるようにした作品だ。

内容物:カード 235枚、七不思議 7つ、カードホルダー 7つ、トレイ 8つ、トークン 50枚、ルールブック 1部

 

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『孤独のグルメ』にボードゲームカフェ

17日深夜に放送されたテレビ東京系ドラマ『孤独のグルメ season 9』(第11話)で、巣鴨のボードゲームカフェ「有明亭」が舞台となった。

『孤独のグルメ』は漫画を原作にしたテレビドラマで、輸入雑貨商の井之頭五郎が仕事の合間に立ち寄ったお店で独りで食事を楽しむ。今回はモンゴル料理のお店に入る前に、ボードゲームカフェでチェスをプレイした。

ボードゲームができるカフェで、真剣な表情で悩む井之頭五郎(松重豊)。12歳の女の子・あやめちゃん(川上凛子)相手にチェスをしていた。さっきルールを教えてもらったばかりの五郎は、長考した割にあっさり負けてしまう。その後、商談相手のあやめちゃんの父・野川(山中崇史)が帰って来て商談を終えると、あやめちゃんにまたチェスを誘われてしまう。しかし、五郎はこれから仕事があるから、と逃げるように商談先を後にする。気が付けば、すっかり空腹になっていた五郎。店を探すが、全く見当たらず、駅まで戻ることを考える。すると、五郎の目の前に現れたのは馬の絵と羊メニュー多めの看板。先ほどのチェスで、あやめちゃんに教わった【守るより、攻めろ】の言葉を思い出し、思い切って「シリンゴル」に入る。

「守るより、攻めろ」は初めて遊ぶアブストラクトゲームでの有効な戦略。そしてボードゲーム愛好者ならよく知っていることだが、頭を使うと非常に腹が減るものである(だからゲーム中のおやつは妙に美味しい)。

メインとなる食事のシーンはボードゲームカフェでなかったが、ロケ地となったボードゲームカフェ「有明亭」はカフェメニューが充実している。スパイスチキンカレーやチキントマトオムライスなどのプレートメニューから、燻製盛り合わせやソーセージなどのおつまみメニュー、チーズケーキやバニラアイスなどのスイーツ、アルコールはクラフトビールやハイボール、各種カクテルがある。内装も凝っており、一度訪れたいボードゲームカフェだ。

孤独のグルメ:第11話 東京都豊島区巣鴨のチャンサンマハと羊肉ジャージャー麺
ボードゲームカフェ「有明亭」