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ダイスプレイスメントで都市発展『オリジンズ:ファーストビルダーズ』日本語版、10月30日発売

テンデイズゲームズは10月30日、『オリジンズ:ファーストビルダーズ(Origins: First Builders)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・A.カピンスキ、イラスト・Z.ウンゲルター&A.ザワダ、1~4人用、14歳以上、60~120分、7700円(税込)。

『ネメシス』の作者がデザインし、ボード&ダイス社(ポーランド)から今秋発売になる完全新作。古代の支配者「アルコン」となって、宇宙からやってきた「建設者」の力を得て自らの都市を発展させることを目指すダイスワーカープレイスメントゲームだ。

手番にはダイスのワーカーコマ(市民)を「建設者」たちがいるアクションマスへと配置し、資源の獲得、武力の向上、攻撃(武力トラックでのボーナス獲得)、建物の購入、建物の建設、神殿での祈り、ダイスの獲得やグレードアップを行う。ダイスの色と目によって、ボーナスの獲得やアクション選択が変わる。

建物タイルが指定されたパターンになったら、そのエリアを閉じてボーナスを獲得できるほか、塔を高くしたり、人口を増やしたりして勝利点にすることもできる。エリアを閉じる際にはダイスを1つ「地区の権力者」として置かなければならず、また6の目までグレードアップしたダイスは「助言者」として勝利点になるが、これ以降ワーカーとして使用することができなくなってしまう。

1アクションずつ行って全員がパスをしたらラウンド終了。神殿トラックで最も進んでいたプレイヤーには、次のラウンドに十二星座の特殊能力が与えられる。終了条件を満たしたらゲーム終了で、最終得点計算をして勝者を決める。

ダイスマネージメントだけでなく、さまざまな建物カードの効果と十二星座の特殊能力の組み合わせも考えて勝利点に結びつけるのは容易ではない。見事、高得点につなげて古代一の都市文明を築こう。

テンデイズゲームズ:オリジンズ:ファーストビルダーズ 日本語版

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シュピール’21:シュミットシュピーレ

ミルフィオリ(Mille Fiori)
ゲームデザイン・R.クニツィア、イラスト・S.ローレンツ、2~4人用、10歳以上、60~90分。
イタリア・ヴェネツィアのムラーノ島を舞台に、ガラス細工を作って売るドラフト&タイル配置ゲーム。5枚のカードから1枚を選び、ボード上の対応するマークのマスに自分のクリアコマを置く。残りのカードはそれぞれ左隣のプレイヤーに渡す。
ボードには5つのエリアがあり、工房では材料を揃えてボーナス点を獲得し、住居では順番にタイルを置いて得点する。人物はピラミッド状に配置し、交易はパターンを作り、港では品物を揃えて船を進める。追加カードをプレイできるボーナスもある。
カードのストックか誰かのコマがなくなったらゲーム終了で、合計得点を競う。

完全計画(Voll verplant)
ゲームデザイン・林尚志、1~6人用、8歳以上、20分。
OKAZU Brandが2018年に発表したフリップ&ライトゲーム『メトロックス』(オリジナルは東京・大阪で、追加マップで仙台・博多・名古屋)の海外版。カードをめくって指示された数だけ地下鉄路線の駅に○をつけて完成させていく。ベルリン、アムステルダム、マドリード、パリのシートが入っている。

クレバー・ホッホ・ドライ:チャレンジシート(Clever hoch Drei Challenge Block)
ゲームデザイン・W.ヴァルシュ、1~4人用、8歳以上、20分。
『ガンツ・シェーン・クレバー』『ドッペルト・ゾー・クレバー』に続くロール&ライトゲーム『クレバー・ホッホ・ドライ』の追加シート。ルール変更はなく、新しい組み合わせの戦略に挑戦する。