『アンロック!:ゲームアドベンチャー』日本語版、1月上旬発売
ホビージャパンは3月下旬、『アンロック! ゲームアドベンチャー(Unlock!: Game Adventures)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・T.コーエットほか、イラスト・M.モテットほか、1~6人用、10歳以上、60分、5940円(税込)。プレイするには、AndroidまたはiOSデバイス(タブレットかスマートフォン)が必要。
エスケープ(2017)、ミステリー(2017)、シークレット(2017)、エキゾチック(2018)、ヒロイック(2018)、タイムレス(2019)、エピック(2019)、ミシック(2020)に続く協力型の卓上脱出ゲームシリーズ第9弾。オリジナルは2021年に発売され、シリーズで初めてドイツ年間ゲーム大賞で特別賞を受賞した。
チュートリアルと、それぞれ60枚以上のカードで構成される3つの冒険シナリオが入っている。プレイは同梱のカードセットと無料アプリをインストールしたiOSデバイス(プレイ中にインターネット接続は不要)を用いて行う。カードをよく観察して現場を捜索し、物品を組み合わせて時間内にパズルを解き明かしていく。
今回収録されているシナリオはいずれもボードゲームがテーマで、アメリカを横断する多事多難な旅で鉄道王の企みの裏をかく「チケット・トゥ・ライド」、謎に満ちた夢のような捜査のためにウォリックの大邸宅に足を踏み入れる「ミステリウム」、人類を脅かす疫病の蔓延に立ち向かう「パンデミック」の3本。前作を遊んだことがなくてもチュートリアル付きでプレイ可能。今回はどんなストーリーと謎解きが待っているだろうか?
内容物:ルールブック 1冊、チュートリアル(カード10枚)、3つの冒険(カード180枚)、地図 1枚、赤いキューブ 6枚、解答小冊子 1冊
日本版The One Hundred 2024、1位『テラフォーミング・マーズ』8年連続
好きな非電源系ゲームを挙げる毎年恒例の年末投票「日本版The One Hundred」投票が今年も12月1日から12月10日まで行われた。発起人はさとーとしき氏(twitter)、集計はゆれひ氏(twitter)。Google Formを使って各自がオールタイムベスト15を投票した。20回目となる今年の投票者数は344名で、昨年から51人の増。
1位は今年も『テラフォーミング・マーズ』で8年連続。通算1位の獲得回数で『カタン』を上回った。ただし得票率は18%と年々下がり、2位以下との差は縮まっている。10位圏内では昨年から4タイトルが入れ替わり、『ブラス:バーミンガム』『ブルゴーニュ』『バラージ』『アーク・ノヴァ』『アルナックの失われし遺跡』『コンコルディア』が10位以内をキープした。
新作の最高位は『Slay the Spire: The Board Game(スレイ・ザ・スパイア:ボードゲーム)』で15位、次いで『エンデバー:ディープ・シー』が21位。国産トップは『UMATAKA』で29位。国産は105タイトル中7タイトルとほぼ昨年並となっている。
「The One Hundred」は2005年にアメリカのブログで行われたウェブ投票によるオールタイムベスト100で、日本版はこれに倣って同じ年から毎年年末に開催されている。
過去の結果:2023年/2022年/2021年/2020年/2019年/2018年/2017年/2016年/2015年/2014年/2013年/2012年/2011年/2010年/2009年/2008年/2007年/2006年/2005年