クニツィアのネコ役作り『まねきねこれくしょん』12月14日発売
スタジオムンディは12月14日、『まねきねこれくしょん』をする。ゲームデザイン:R.クニツィア、アートワーク:MARU. Game Design、2~4人用、8歳以上、30分、3300円(税込)。ゲームマーケット2024春および、大阪体験会(11月23日・ビックトイズアリオ八尾店)にて限定「金のまねきねこコマ」付きで先行販売される。
手札の3枚のネコカードと、こたつの上の2匹のネコで「役」を作るポーカーライクなカードゲーム。同社の『ギャラクシーねこのばし』『TATARI』に続いてクニツィアがルールをデザインしている。
3台のこたつボードの上には、それぞれ袋から引いた2匹のネココマがざぶとんに乗って座っている。手番にはいずれかのこたつボードに手札からネコカードを出していき、全員が3枚ずつ出し終わったこたつボードで「役」の強弱を決める。
「役」は同じ色のネコが多ければ多いほど強く、ほかに「ネコハウス」や「2ネコンビ」があり、同じ枚数ならランク上位、それも同じなら先出しで決める。コタツボード上のネココマも役に含まれるのがポイント。勝ったプレイヤーはざぶとんの得点を獲得し、こたつボードをリセットして続行。袋から3匹目の招きネコが引かれたらゲーム終了で、獲得したざぶとんの得点にセットボーナスを加えて勝敗を決める。
こちらを立てれば、あちらが立たずという状況の中、どこで先に役を作れば勝てそうか悩ましい。プリントされたネココマの可愛さと裏腹に、真剣勝負が楽しめる。
内容物:まねきねこコマ 6個、ネココマ 30個、コタツボード 3台、たたみボード 6枚、ボーナスタイル 4枚、ネコカード 72枚、ざぶとんタイル 30枚、サマリーカード 4枚、不燃布バッグ 1袋、ルールブック 1部
資源を輸送して加工『トロッコタウン』11月22日発売
ピチカートデザインは11月22日、「JELLY JELLY GAMES」のレーベルで『トロッコタウン(Minecart Town)』を発売する。ゲームデザイン:Shun&AYA(Studio GG)、アートワーク:別府さい、1〜4人用、10歳以上、30〜60分、5940円(税込)。ゲームマーケット2024秋にて先行販売される。
Studio GGがゲームマーケット2023春に発表し、TGiW新作評価アンケートで7位・評価数最多、ゴールデンボックス賞ゲームデザイン部門ノミネートなど、高い評価を得た『マイトロッコタウン』のリメイク。アートワークは別府さい氏が担当し、建物の効果や準備・補充方法などを大幅に見直した。英語版はキックスターターで資金募集され、448人が出資している。資源を生産し、線路を引いて輸送し、加工して勝利点にするタイル配置ゲーム。
木を生産する「森」と石を生産する「山」からスタート。毎ラウンド、生産施設に資源キューブが置かれ、資源を使って線路や建物を建設し、生産施設と加工施設を線路でつないで資源を輸送する。輸送すると別の資源や勝利点に変わり、4ラウンドで勝利点を競う。
建物の種類は豊富で、ランダムに登場するためゲームごとに展開や作戦が変わる。最初は生産できない麦、羊、炭をどうやって手に入れ、過不足なく活用して勝利点に結びつけていくには、どの建物を作ればよいか? 他プレイヤーもほしいので早く取らなければいけないのはどの建物か? ユーロ味あふれる中量級作品が、より遊びやすく、建物のバラエティもアップして再登場だ。
内容物:ボード 1枚、基本建物タイル 4枚、スタートプレイヤータイル 1枚、ラウンドタイル 1枚、資源コマ 135個(木 30個、石 25個、麦 30個、炭 20個、羊 30個)、輸送タイル 44枚(直線 16枚、曲線 28枚)