Posted in 日本語版リリース

魔物たちのお宝争奪戦『魔法使いと仲魔たち』日本語版、1月上旬発売

ホビージャパンは1月上旬、『魔法使いと仲魔たち(Wizards & Co.)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:V.ギグリ&F.ブラシーニ&S.ルペルト&A.ティント、イラスト:M.コインブラ、2~4人用、14歳以上、30~60分、6600円(税込)。

イタリアのゲームデザインチーム「アッキトッカ」がデザインし、シニスターフィッシュゲームズ(イギリス)がキックスターターを経て今秋発売した。魔法使いとなって他のプレイヤーとダンジョンのお宝争奪戦に挑む。

手番には八角形のダンジョン入口に魔物カードの配置する。配置した数によって補充する枚数が変わり、1か所に注力すると補充できなくなる。ダンジョンが魔物で埋まったら戦闘が発生し、魔物の能力によって他の魔物を退場させたり気絶させたりした後、生き残った魔物は戦力値に従って秘宝や宝石を獲得する。秘宝は得点のほか、装備品や追加モンスターなどがあり、その後の戦闘を有利に進められる。宝石と得点を相殺する呪いの宝石も。

魔物や魔力のコンボが決め手。戦闘が終わると新たな魔力タイルを配置して新たなダンジョンを作り、ダンジョンがすべてなくなるとゲーム終了で、最も多くのポイントを稼いだ魔術師が勝者となる。キックスターター時のストレッチゴールである追加の魔物、戦利品、魔力タイルが入った「戦利品Ⅰ」拡張が同梱されている。

内容物:ルーブルック 1部、ダンジョンボード 4枚、カード 96枚、木製宝石トークン 80個、パンチボードトークン 47個、(拡張内容物)魔物カード 16枚、魔力タイル 2枚、秘宝タイル 6枚

Posted in 日本語版リリース

2つの拡張モジュール『インカの黄金 再発掘』日本語版、1月24日発売

アークライトゲームズは1月24日、『インカの黄金 再発掘(Incan Gold Eagle-Gryphon 2024 edition)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:A.R.ムーン&B.フェデュッティ、イラスト:M.ハーバー、3~8人用、8歳以上、20~40分、4180円(税込)。

進むか戻るかの古代の遺跡探索ゲームで、イーグル・グリフォン社(アメリカ)による2024年版。アートワークを一新し、拡張セット「新たな脅威」として毎回探索のルールを変える「イベント」と、進む・戻るのほかに、戻るプレイヤーから宝石を奪う「おせっかい」が好みに応じて追加できる。

イベントカードは9枚のうち5枚を使い、神殿カードと共に1枚ずつめくられる。新しい障害が出るたびに宝石が配られたり、1人だけで戻ると追加の宝石をもらえたり、同じ障害が3枚出るまで大丈夫になったりする。なおこれらの拡張セットは、イエロ社(フランス)による2024年版(『ダイヤモンド』)には含まれていない。

『インカの黄金』は『ダイヤモンド』というタイトルでシュミットシュピーレ(ドイツ)から2005年に発売され、ドイツ年間ゲーム大賞推薦。イーグル・グリフォン社が2009年にテーマをインカ遺跡探検に変更し、その日本語版が2011年から流通している。2018年版では意思決定をミープルを握って行っていたが、今回は再びカード選択に戻った。

内容物:探検カード 35枚(宝物カード15枚、遺物カード5枚、障害カード15枚)、決断カード 16枚、神殿カード 5枚、テント 8張り、宝石 110個、ルール説明書 1冊、追加決断カード:8枚、イベントカード:9枚、拡張ルール説明書:1枚(カードサイズ:64mm×89mm)


(写真は英語版)