ワーカーリムーブで良質の夢を生産『ネオドリームズ』日本語版、6月上旬発売
『スマートフォン株式会社』『ファーナス』の作者がデザインし、ホビーワールド(ロシア)から発売された。近未来、人々の脳を機械につなげて夢を売る会社が競争を繰り広げるワーカープレイスメント&タブロービルドゲーム。
手番にはワーカーを配置するか回収して、リソースを集め、コストを支払って場のカードをプレイする。ワーカー回収時に条件を満たせばカードをプレイできるところがポイントで、計画的な配置が求められる。プレイしたカードは永続効果があるもの、ワーカー配置時や特定のアクションで起動するものがあり、累積したり、アップグレードできたりする。
誰かがカードを12枚プレイしたらゲーム終了となり、プレイしたカードの基礎点と、カード上に置かれた物品トークンの得点で勝敗を決める。プレイ時間は短めで、癖の強いカード効果のシナジーが楽しめる作品だ。
暮しとボードゲーム #超新作体験会 でプレイしたゲーム④『ネオドリームズ』(数寄ゲームズ)
ワーカーを配置したり、列ごとに回収したりすることでリソースを貯め、カードをプレイし、効果を発動。効果は1度きり、何回もかつ累積、条件を満たせば毎回という3種類があり、強化とコンボでブーストする pic.twitter.com/K144lR5gsW— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) May 16, 2025
4方向から正しい配置を推理『クワイエットハウス』日本語版、5月31日発売
イタリア人デザイナー、フランス人イラストレーターにより、マンドゥーゲームズ(韓国)が制作した協力型パズルゲーム。彫像を動かして幽霊達の好みに合う正しい配置を作り上げる。
正しい配置の条件はボードの周囲にある目標タイルで示される。各プレイヤーからは見えるタイルと見えないタイルがあり、断片的にしか分からない上に、幽霊なので話すことができない。他のプレイヤーが彫像をどう動かすかを見て正しい配置を推理する。ゲームが終了する前に、彫像を正しい配置にできれば全員の勝利となる。
話すことができない代わりに、うちわ型のサインボードを振ることでポジティブ/ネガティブの意思表示ができる。うちわで意図をうまく伝え、推理を働かせて正しい配置に導こう。
内容物:ゲームボード 1枚、サインボード 4枚、カード 30枚、タイル 10枚、コマ 5個、説明書 1冊