キッズ向け謎解きゲーム『キッズクエスト』日本語版、1月中旬発売
ホビージャパンは1月中旬、『キッズクエスト(Unfold Kids. Kid’s Quest: Mission Cookies)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・M.N.アンデルセン&A.ペシュコフ&E.プルジニコワ、イラスト・M.ミカイロワ&V.ボリナルキアン、1~4人用、8歳以上、45分、2750円(税込)。
オリジナルはライフスタイル社(ロシア)から今夏発売された協力型謎解き冒険ゲーム。同社の『ダークストーリー』に続く「アンフォールド」シリーズのキッズ版だ。超能力を持った少年を助けて、数々の謎をクリアして秘密の部屋を探し出し、秘密工作員の両親に一人前と認めてもらう。
大きなマップが折りたたまれた「封筒」を順に開いてパズルを解く。ページをめくるたびに新たなパズルが登場し、少年がこの家の隠し部屋を見つけるのを助ける。論理的に考え、直感も駆使して、さまざまなパズルを解いていこう。わからないときはロボットお手伝いさんのエルプに尋ねることもできる。
封筒はパートⅠとパートⅡが入っており、2つのゲームを楽しめる。
内容物:謎めいた封筒2通
メキシコ古代文明でピラミッド建設『サポテカ』日本語版、12月18日発売
テンデイズゲームズは12月18日、『サポテカ(Zapotec)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・F.ロピアーノ、イラスト・Z.ウンゲルター&A.ザワダ、1~4人用、12才以上、60~75分、6600円(税込)。
ボード&ダイス社(ポーランド)から年末に発売される新作ボードゲーム。デザイナーは『メルフ』『カリマラ』のロピアーノがあたった。現在のメキシコ南部で紀元前に繁栄したサポテカ文明で農耕と建設を行い、勝利点を競う。
各ラウンド、プレイヤーは手札からカードを1枚選んで一斉にオープン。手番順と手に入る資源、さらに建設できる建物・場所・地形が決まる。この順番に従って資源を使って新しい家を建てたり、特殊能力を手に入れたり、神々に生贄を捧げたり、ピラミッドを建てたりする。
資源はグリッドの行または列を参照するがグレードアップすることもできる。ラウンド終了後、中央の場からカードをドラフトで補充し、残ったカードが次のラウンドの得点ボーナスとなる。こうして5ラウンド終了後、ピラミッド、生贄トラックの位置、儀式カードの勝利点を合計し、勝敗を決める。
カード1枚をプレイするところから、どこに何を建設するかまで、多くの選択肢に悩まされる作品。3段に積み上がっていくピラミッドの造形も見事だ。
サポテカ(Zapotec / ボード&ダイス+テンデイズ, 2021)
アクションカード一斉出しで数字の低い順に資源を産出し、その資源で建設や儀式を行う。使われたアクションカードが補充するアクションカードとして循環することで、トレンドと先取り合戦を生み出す。 pic.twitter.com/jZyrnItaOe— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) January 24, 2022