ボードゲーマーのシェアハウス入居者募集、京都駅すぐ
合同会社「猪べーしょんハウス」は昨年暮れから、空き家を再生したボードゲーマーのためのシェアハウスの入居募集を開始した。京都駅八条口徒歩5分・イオンモール京都徒歩2分、3~6畳の個室5部屋、風呂トイレは共同で、光熱費・wifi込みで月5~6万円、敷金・礼金なし、部屋の破損・汚損の保証金として10,000円。施錠の関係で男性のみの募集で、オンラインを含めた面談あり。
「猪べーしょんハウス」は京都で空き家再生のプロジェクトを行う会社で、廃業した銭湯をリノベーションしたコワーケーションスペース九条湯を運営している。ここでオープン当初からボードゲームイベントを行っていたことから、コワーケーションスペース九条湯から徒歩10分ほどの古民家を改装してボードゲーマーのためのシェアハウスにした。
共有リビングにはボードゲームがあり、住人同士でいつでも自由に遊ぶことができる。また住人特典として、毎週金曜夜にコワーケーションスペース九条湯で開かれているボードゲームイベントの参加費が500円割引となる。
現在1名が入居を開始し、残り4部屋の入居を募集している。問い合わせ・申込みはコワーケーションスペース九条湯の問い合わせフォームから。
路線配置からのレースゲーム『1号線で行こう!』日本語版、1月28日発売
リゴレは1月28日、『1号線で行こう!(Linie 1)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・S.ドラ、イラスト・F.フォーヴィンケル、2~5人用、10歳以上、45分、4400円(税込)。
美しいレンガの街並みに路線を引き、路面電車を走らせるタイル配置&レースゲーム。オリジナルは1995年にゴルトジーバー社(ドイツ)から発売され、メイフェアゲームズ(アメリカ)が『ストリートカー』というタイトルで英語版を発売している。ゴルトジーバー社で2010年にアートワークを一新した第2版を出しているが、今回は初版のイラストをベースに、フォーヴィンケル氏自身がコンポーネントのアートワークを一新した。
最初に各プレイヤーにはスタート駅と、途中の停留所が秘密裏に指示される。この路線ができるよう線路タイルを街ボードに配置するが、すでに既に置いてある線路タイルを他のものに交換することも可能。お互いの路線の推理と邪魔しあいが起こる。
路線が完成した人から、ダイスを振って路面電車コマをスタート駅から進める。途中の停留所では全て停車しなければならず、駅に着いたら上がりとなる。路線の完成が遅れた人でもダイス目が良ければ挽回できるため、ダイスロールにも力がこもる。
日本語版ではカードが裏面でわかるようにデザインを変更。線路タイルを入れる袋が付属するほか、停留所コマ、電車コマともに木製になった。また、停留所はアルファベットを変えるなど遊びやすさを追求。
さらにサイコロが2種類用意されており、サイコロの目に一喜一憂するシンプルなクラシックルールだけでなく、サイコロを振るか振らないかの判断に迫られるアニバーサリールールが加わった。発売から25年以上、こだわりぬいたリメイク作品だ。
内容物:ゲームボード 1枚、スタートカード 6枚、停留所カード 12枚、ダイス 2種類4個、袋 1枚、電車コマ 6個、停留所コマ 12個、線路タイル 126枚、説明書 1冊
1号線で行こう!(Linie 1 / Dorra / Rigoler, 2022)
密かに割り当てられた路線と停留所をタイルでつないで、終わった人からダイスで電車を走らせる。手探りの協力と妨害、最後のダイス運の盛り上がりと、ゴルトジーバー版から30年近く経っても色褪せないどころか、プリント木駒でさらに良くなった pic.twitter.com/bnvfclgcwf— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) January 29, 2024