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2人用トリックテイキング『ジキルvsハイド』日本語版、11月20日発売

すごろくやは11月20日、カードゲーム『ジキルvsハイド(Jekyll vs. Hyde)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・ジオーニユ、イラスト・V.デュトレ、2人用、8歳以上、30分、2420円(税込)。

怪奇小説「ジキル博士とハイド氏」をテーマにした2人用トリックテイキングゲームで、オリジナルは2020年にマンドゥーゲームズ(韓国)から発売された。今年の国際ゲーマーズ賞2人ゲーム部門にノミネートされている。

3スートのマストフォローで10トリックを行い、ジキル役のプレイヤーは獲得トリック数が同数になるように、ハイド役のプレイヤーは獲得トリック数の差分が大きくなるように(極端に勝つか極端に負けるように)プレイする。差分だけ移動する「蝕みマーカー」が3ラウンドのうちに最後のマスに到達すればハイド役の勝ち、それを防げばジキル役の勝ちとなる。

スート間の強弱は、そのラウンドでプレイされた順で決まるが、無色の「秘薬」があり、勝者が相手の勝ち数を2回分奪ったり、お互いの手札を交換したりできる。相手の持ち札を読む戦略性と、秘薬の効果で起こるドラマの両方を併せ持った作品だ。

すごろくや:ジキルvsハイド

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手のひらの感覚で伝える『思い出を手にのせて』日本語版、11月20日発売

すごろくやは11月20日、『思い出を手にのせて(Au Creux de ta Main)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・T.ドゥクワ、イラスト・P.ディトラほか、2~8人用、10歳以上、20~30分、4400円(税込)。

オリジナルはラ・ボワット・ドゥ・ジュ(フランス)から2020年に発売された作品。目を閉じて開いた手のひらの上に小道具を置いて、絵のイメージを伝える触覚コミュニケーションゲームだ。孫がおじいさんに思い出のシーンを思い出してもらうという設定。

ペアのチームに分かれ、チーム内で1人(おじいさん役)が目を閉じ、手のひらを差し出す。そこにもう1人(孫役)が、小道具をいくつでも自由に使って、特定の絵の情景を伝える。2回分の情景を伝え終わったら、ライバルチームが選んだ嘘のカードも混ぜて、その中から、おじいさん役のプレイヤーが、伝えられた情景2枚を当てる。2周してポイントの多いチームが勝ち。

小道具は布紐、棒、コインなどさまざまあり、伝え方もなでたり、つついたり、少し高いところから落としてみたりと自由。つなげると1人の人生の物語になる思い出カードには心温まる情景が並ぶ。慣れてきたら、手のひらの指の上しか使ってはいけない、特定の小道具を使わねばならない、手のひらを90度にたてた状態で伝達をするといった制約を加えるエキスパートモードもある。

すごろくや:思い出を手にのせて