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ittenファンブリックシリーズ5タイトル、12月17日発売

ittenは12月17日、ファンブリックシリーズとして5タイトルを発売した。ittenが得意とする豪華な木製コンポーネントに加え、「スリムでポータブルな箱をスライドして、いつでも気軽にアナログゲームが遊べる」というコンセプトで個性的なゲームがラインナップされている。

No.1『みんなのファイヤー』は、「せーの、ファイヤー!」でマッチを出しあって、炎を育てる協力ゲーム。赤と青のマッチがあり、相談せずに各自何本かを選んで一斉にオープン。どちらかの色が全員合計でちょうど1本ならば着火成功。さらに2~5本と本数を増やしていく。マッチは使い切りのため、5本までいくのは難しいが、うまくできたら今度は消火チャレンジが待っている。ゲームデザイン・トミオカヨシアキ(itten)、2〜4人用、8歳以上、5〜15分、2200円(税込)。

No.2『ゴールドハンティング』は、1~3コマの金のコマを積み上げ、1~3のいずれかを宣言して取っていくブラフと推理のゲーム。当たれば獲得でき、相手より多くのコマを取れれば勝利するが、当てられなかったら獲得した金がご破産になる危険もあり、油断できない。ゴールドラッシュマーカーで一発逆転も狙える。絶妙にくっついた金コマはじっくり見ても分からず、つまみ上げたときの意外な結果は絶版の名作『ダイヤモンド』を彷彿とさせる。ゲームデザイン・シマモトナオタカ(itten)、2人用、8歳以上、10分、2200円(税込)。

No.3『3秒トライ!』は、鉄球が転がり落ちる3秒カウンターを使ったお題カード挑戦ゲーム。「だじゃれをいくつ言えるか」「○をいくつ描けるか」といったお題に対し、予め数を宣言し、多い人から挑戦する。3秒は短いようでやれることが意外と多いが、どこまで欲張るかのチキンレースも楽しめる。2013年にひとじゃらしから発表された『3秒ルール』のリメイク。ゲームデザイン・千原大地&池上正志(ひとじゃらし)、2~7人用、8歳以上、10分、2200円(税込)。

No.4『バイキングシーソー』はR.クニツィアがデザインしたシーソーバランスゲーム。シーソーになった船の上がっている方に自分の荷物を載せ、船が傾いてしまったらペナルティとして船のチェストを受け取る。先に荷物をなくしたほうが勝ち。荷物コマは、真鍮、アルミ、鉄、ガラス、アクリル、木と異なる素材が使われ、崩さないようにどこに置くかと共に、重さの推測が重要になる。ゲームデザインR.クニツィア、2~4人用、8歳以上、10分、2530円(税込)。

No.5『スティックコレクション』は長さの異なるスティックを30cmほど離れたところから目測で集めるオークションゲーム。5mmちがいでたくさん集めるほど得点が高くなるが、同じ長さを4本集めれば即勝利となる。もんじろうの『競りゲーブブカ』『マストバイ』のリメイク。スティックをケースからおみくじのように出すところも楽しい。ゲームデザイン・居椿善久、2〜5人用、8歳以上、20分、2200円(税込)。

No.6以降の展開も予定されており、今後も楽しみなシリーズの登場だ。

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ごみ分別クイズゲーム『poi』1月27日発売

アークライトゲームズは1月27日、協力型クイズゲーム『poi』を発売する。ゲームデザイン&イラスト・326(ナカムラミツル)、1~6人用、6歳以上、約15分、2200円(税込)。

メディアなどで大人気のカードゲーム『ito』の326氏がデザインとイラストを手掛けたゴミの分別を考えるクイズゲーム。「ボールペンって何ゴミ?」「ヘルメットって何ゴミ?」といった質問に、みんなで相談して答えを出す。「プラスチックだし燃やすゴミ?」「いや、金具もあるでしょ?」「リサイクルもできるんじゃない?」など議論していく。

カードの裏には国別の正解とともにゴミの分別の理由も書かれてあり、各都市の意外な違いも知ることができる。また日本語、中国語、英語、ドイツ語の4ヶ国語が併記され、ルビもふってあるので、ちょっとした知的好奇心も刺激される。

世界中で大きな話題となっているゴミの問題。ゲームで親しんでみよう。

内容物:ゴミカード 80枚、フタカード 1枚、分別カード 9枚、都市カード 4枚、ライフカード 1枚、遊び方説明書 1枚(※カードサイズ:63×88mm/80×120mm)