ニュルンベルク’22:シュピールヴィーゼ出版
★フレームワーク(Framework)
ゲームデザイン・U.ローゼンベルク、イラスト・L.ジーグモン、1~4人用、8歳以上、30分。
一昨年のドイツ年間ゲーム大賞を受賞した『ノヴァルナ』に続くローゼンベルクのパズル系タイル配置ゲーム。場からタイルを選び、自分の前に並べていく。タイルには何色のフレームを何枚つなげるかというタスクが記されており、そのフレームが連続でつながっていれば達成となってトークンを置ける。トークンを先に使い切ったプレヤーの勝利。相互参照を多くして効率よく達成することを目指す。
場にはプレイヤー人数+1枚のタイルが並べられ、スタートプレイヤーからドラフトしていき、最後に残った1枚はスタートプレイヤーが引き取らなければならない。
★ファイフ(Fyfe)
ゲームデザイン・コーシュ、イラスト・L.ジーグモン、2~5人用、8歳以上、30~45分。
南国のビーチを舞台に、掘り出し物をアレンジして得点を競うパズルゲーム。自分の番には袋からトークンを引き、リザーブにある2枚のうちどちらかを5×5のボードに配置する。縦5列、横5行、対角線2本の12ラインに得点ボードを差し込み、1~5の数字が連続、同じ色、異なるシンボル、1色のトークン3つと他の色のトークン2つなどの条件を満たすと得点になる。先取りボーナスや、同時達成ボーナスもあり。困ったときにはラッキータイルの効果も使える。25回ですべてのマスが埋まったらゲーム終了で、合計得点を競う。
★アニモーション(Animotion)
ゲームデザイン・B.フェデュッティ&N.グランペラン、イラスト・P.フォンタニエ、3~8人用、8歳以上、20分。
ちょっと変わった動物のモノマネゲーム。ギガミック社から2014年に発売された『アニマルサスペクト』のリメイク。6枚の形容詞カードと6枚の動物カードを並べ、「優柔不断なワシ」など、ダイスでランダムにお題が指定される。それをモノマネで表現して、最初に当てた人がカードを獲得する。ドイツ語、フランス語、英語、スペイン語対応。
★リメンバー(reMEmber)
ゲームデザイン・A.ジョヴ、イラスト・J.テージング、3~5人用、8歳以上、10~30分。
同社から2018年に発売された『色(Farben)』に新しい単語を加え、協力ゲームにしたコミュニケーションゲーム。各プレイヤーは12色のカードを持ち、めくられた単語に対してストーリーを話しながら色を割り当てていく。もちろんストーリーの中に色名を入れてはいけない。最後にどの色をどのようなストーリーで割り当てたかを皆で思い出し、間違うと減点になって、成績をつける。
『アローン』拡張『ディープ・エクスパンション』『アヴァター・エクスパンション』日本語版、2月上旬発売
ホビージャパンは2月上旬、『アローン』拡張『ディープ・エクスパンション(Alone: Deep Expansion)』『アヴァター・エクスパンション(Alone: Avatar Expansion)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・A.クレスピ&L.シルバ、イラスト・S.ハミルトン、2~4人用、14歳以上、90~120分、各3960円(税込)。プレイするためには『アローン』基本セットが必要。
とある惑星に不時着したヒーローが、そこに潜む異星生物たちをかいくぐって脱出することを目指すイタリアの1対多ゲームの拡張セット第2・3弾。『アローン:ディープ・エクスパンション』は、「特殊クリーチャー・モジュール」と「特別な〈部屋アクション〉モジュール」がある。「特殊クリーチャー・モジュール」は、ヒーロー3体、ボスクリーチャー4体のミニチュアが入っており、ヒーローに新たな脅威を与える特別な変異種をエネミー側に投入できる。「特別な〈部屋アクション〉モジュール」はヒーローの助けとなる追加の能力を各部屋に与える。
内容物:キャラクターミニチュア 7体、新キャラクターカード 3枚、新ミッション・カード 6枚、特殊クリーチャーカード 5枚、特殊クリーチャートークン 5個、特別な部屋アクション早見表カード 1枚
(写真はドイツ語版)
『アローン:アヴァター・エクスパンション』では、ヒーロー2体とアバター5体のミニチュアが入っており、新たに「エネミー」側が操るユニークキャラクターが追加される。使用するデッキに対応したアヴァターは異星生物側のプレイヤーがマップ上で動かし、さまざまな方法でヒーローを捕まえようとする。しかしアバターが襲来するたびにヒーローもより強力になっていく。
内容物:キャラクターミニチュア 7体、アヴァターカード 5枚、アヴァタートークン 5枚、新キャラクターカード 2枚、ヒーロー・パワーカード 1枚
(写真はドイツ語版)