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ガラパゴス島で新種発見『種の起源ボードゲーム』日本語版、1月20日発売

アークライトゲームズは1月20日、『種の起源ボードゲーム(On the Origin of Species)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・G.アセンシ&F.レナリアス、イラスト・A.サレス、2~4人用、9才以上、45~80分、5280円(税込)。

『種の起源』を著したダーウィンの助手としてガラパゴス諸島で数多くの生物種を調査し、新種を発見して成果を競うボードゲーム。オリジナルはモント・ターベル(スペイン)から2019年に発売された。今回の日本語版は第2版に基づく。

手番には、調査か発見のどちらかを行う。調査では2つの観察キューブをボード上の新種タイルに置き、空、陸、水の生息地の知識を得る。発見では得られた生息地の知識を使って新種タイルをボード上に置き、勝利点やカードを得る。ビーグル号が旅の最後のマスに到達し、ガラパゴス諸島を離れるとゲーム終了で、最終ゴールカードに応じて進化ポイントを得点し、合計点で勝敗を競う。

ゲームで登場する多様な生物は実在するもので、知的好奇心を刺激する。ビーグル号の船員も実際に乗艦した人々を基にしているので、歴史も感じられる。ビーグル号コマ、カメ型の得点マーカーなどコンポーネントも見どころだ。

内容物:ゲーム盤 1枚、ルール説明書 1冊、ビーグル号コマ(木製の船)1隻、得点マーカー(カメ型)4個、目標マーカー(碇型)3個、観察キューブ 32個、既知種タイル 3枚、新種タイル 27枚、ビーグル号カード 18枚、棲息域カード 33枚、ダーウィンの日誌カード 32枚(カードサイズ:44×67mm)

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インカ帝国の後継者争い『タワンティン・スウユ』日本語版、1月20日発売

アークライトゲームズは1月20日、『タワンティン・スウユ(Tawantinsuyu: The Inca Empire)』日本語版を発売する。ゲームデザイナー・D.トゥルツィ、イラスト・J.ファイタノフスキ&J.スコップ&M.ドルガイ&Z.ウンゲルター&A.ザワダ、1~4人用、14才以上、60~90分、8580円(税込)。

ボード&ダイス社(ポーランド)から昨秋発売された作品。デザイナーは『テケン:太陽のオベリスク』でタッシーニ(イタリア)とコンビを組んだトゥルチ(ハンガリー)。南米で15~16世紀に栄えたインカ帝国を舞台に、タワンティン・スウユ(ケチュア語で「4つの国」)を発展させ、初代皇帝パチャクテクの後継者を目指す。

ワーカープレイスメントで資源(ジャガイモ、トウモロコシ、石、金)を集め、施設を建築する。ワーカーは戦士や職人など5種類あり、それぞれに得意なアクションがあるほか、カードを獲得するなどの特殊能力をもっている。配置の際に対応する神託カードかお金を支払わなければならず、しかも大司祭から離れているほどコストが上がり、配置したマスからつながっている3つのアクションを実行でき、同じ種類のワーカーが隣にいるとアクションが増えるなど、たくさんの要素が加えられている。

ワーカーを配置する以外に、神託カードを引く、軍隊カードを引く、大司祭を移動するというアクションも選択でき、大司祭の移動では建物を稼働させて資源を得るほか、外部の征服や神殿の参拝といった強力なアクションができる。建設やエリアコントロールで勝利点が入り、ワーカーのプールがなくなったらボーナスを加えて勝敗を決める。

没入感を高めるコンポーネント満載のゲーマーズゲーム。女神と競い合うソロゲームも楽しめる。

内容物:ゲーム盤 1枚、早見表 4枚、布袋 1枚、資源 100個、タイル(施設 39枚、織物 35枚、彫像 18枚、資源倍数 4枚、祝祭 1枚、太陽神殿 1枚)、コマ(ワーカー 45個、大司祭 4個)、マーカー(得点 4個、階段 20個、神殿 4個、征服 40個)、カード(神託 42枚、軍隊 30枚)、女神用ボード 1枚、数字トークン 8個、6面体ダイス 1個、属性トークン 2個(カードサイズ:41×63mm)