岐阜多治見にボードゲームカフェ「ふらっと-flat」4月9日オープン
岐阜・多治見に4月9日、ボードゲームカフェ「ふらっと-flat(フラットフラット)」がオープンした。JR多治見駅徒歩12分(駐車場5台あり)、12:00~21:00(最終受付20:00まで)、火曜休。
専門学校時代にグループSNE・北沢慶氏と出会い、ボードゲームとTRPGに魅せられた店主の渡辺崇嗣氏が「気が向いたときに、ふらっと一人でも気軽に来れるように」「上下関係のないフラットなコミュニティができたら」と開いたボードゲームカフェ。地元のビジネスプランコンテストに「ボードゲームカフェを開いて地域活性化を行う」というプランで奨励賞50万円を獲得し、コロナ禍による延期を経てようやく開店に至った。
6卓24席で150~200タイトルのボードゲームが遊べる。料金は1時間400円+ワンドリンク350円で、平日最大1500円、土日祝最大2000円。
多治見市ではボードゲームフェスタまいたーん!が活動するほか、美濃焼タイルをピラミッド状に積み上げていく創作ゲーム『MOSAIC』も製造販売されている。同店では『MOSAIC』も取り扱う。
サーカス動物のトリックテイキング『アニマナイズ』4月23日発売
アーチゲームズは4月23日、『アニマナイズ(Animanize)』を発売する。ゲームデザイン:無界、イラスト:住吉直道、2~4人用、10歳以上、30~45分、2310円(税込)。
綱渡り馬、空中ブランコ猫など様々なサーカス特技をもつ動物を集めるトリックテイキングゲーム。脱落や乱闘を避けるために、スートがない動物カードをどのタイミングで出すかが問われる。
カードを配られたら、好きな枚数を交換してスタート。マストフォローだが、動物(得点)カードは自分がリードするときかリードカラーがないときに出すことができ、動物カードの数字も含めて最も多い数字のカードを出したプレイヤーがトリックを獲得する。
動物カードは得点になるが、1トリックにつき1枚しか出すことができない。タイミングを見計らって終盤に動物カードを残していると、このルールによりカードを出せなくなって脱落してしまう(失点)。
手札が全部なくなるか誰かが脱落したらラウンド終了。獲得トリック数と動物の得点を合わせて「乱闘ポイント」を超えると、これまた超えた分だけ失点。他のプレイヤーが動物カードを押し付けてくることもあり、序盤は動物カードのプレイに慎重にならざるを得ない。取らないほうがよい場合もあることで、最強の切り札ライオンも良し悪し。
カード選択で数字が1つ違うだけでも流れが大きく変わり、脱落しないかどうか最後までハラハラドキドキする作品だ。
アニマナイズ(Animanize, 無界, アーチゲームズ, 2022)
1トリックに1枚だけ出せる動物カードと獲得トリック数の合計が規定数を上回らないようにほどよく勝利するトリックテイキング。序盤で取りすぎるとハメられるので様子見して、後半から徐々に取れるよう手札を調整するマネージメントが面白い pic.twitter.com/C6KcgBjctC— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) May 23, 2022