落書き前のスケッチは何?『シャーロックとピカソ』日本語版、4月28日発売
ピチカートデザインは4月28日、「JELLY JELLY GAMES」のレーベルで『シャーロックとピカソ(Sherlock&Picasso)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:S.ラスジュリアリアス、アートワーク:A.ドイッセン&タンサン、3〜6人用、10歳以上、20〜30分、2750円(税込)。ゲームマーケット2022春にて先行販売される。
オリジナルはホビーワールド(ロシア)から2020年に発売された作品。デザイナーはフランス人。お題をイラストで当ててもらうゲームだが、皆が見る前にいたずらっ子役が落書きしてしまう。はたして落書きされる前のスケッチが何だったのか?
アーティスト役のプレイヤーはついたての裏でお題カードに書かれた8つのお題を1つずつスケッチシートに描く。描いたものからいたずらっ子役のプレイヤーに渡し、その上に落書きする。こうして40秒以内に8つすべてのお題をスケッチと落書きを行った後、探偵(他のプレイヤー)が元々何が描かれていたかを当てる。
正解したら探偵とアーティストに得点、正解者がいない場合はいたずらっ子が得点が入る。すべてのプレイヤーがアーティストといたずらっ子を一回ずつ行ったらゲーム終了となり、得点が最も多いプレイヤーが勝利する。
元がわからなくなるようないたずら書きと、いたずら書きされても通じるような構図のせめぎあいは取り組みがいがあり、答え合わせでアハ体験が楽しめるパーティゲームだ。
内容物:お題カード 84枚、ついたて 2枚、鉛筆 2本、得点チップ 24個、スケッチシート1冊、ルールブック1枚
シャーロックとピカソ(Sherlock&Picasso / S.Lasjuilliarias / JELLY JELLY GAMES, 2022)
親が描いた絵にもう一人がいたずら書きしてもとの絵のお題を当てる。当てられなければいたずら書きした人が得点。親は40秒で8枚描くので、ちょっといたずら書きしただけで何だかわからなくなる pic.twitter.com/lajb2Vxuu1— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) May 6, 2022
『エバーデール:剣ヶ峰』日本語版、5月26日発売
アークライトゲームズは5月26日、『エバーデール:剣ヶ峰(Everdell: Spirecrest)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・J.A.ウィルスン、イラスト・A.ボスレー&D.メイ、1~4人用、14歳以上、40~100分、9680円(税別)。プレイするためには『エバーデール』基本セットが必要。
『真珠の入り江』に続く拡張第2弾で、オリジナルは2020年に発売された。剣ヶ峰ボードが新しく追加され、新しい土地や大型動物を発見する。
険しい山道へウサギの旅人を派遣すると、新しい土地や大型動物によってゲームを有利に進めることができるようになる。さらに地図タイルを集め、ゲーム終了時にコストを支払うと旅人を遠征に向かわせて追加得点を獲得できる。
一方、各ラウンドにはプレイヤーの邪魔をする天候カードが猛威を振るう。厳しい天候にさらされながらも新たな名所や街、そして特別な能力を持った新たな仲間に出会いに行こう。
拡張第1弾『真珠の入り江』も第2版となって同日発売。労働者や大使コマが3色21個、追加カード10枚、看板コマ6個、3勝利点トークン3個が追加されている。
内容物:発見カード 42枚、天候カード 12枚、剣ヶ峰ボード 1枚、地図タイル 30枚、労働者コマ 24個、カエル大使コマ 4個、ウサギの旅人コマ 15個、プラスチック製の鞍 8個、大型動物コマ 8個、3勝利点トークン 12個、ルール説明書 1冊(カードサイズ 小:44×63mm、大63×89㎜)