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私と踊ってくれますか?『ウィーン舞踏会』日本語版、4月23日発売

グループSNEは4月23日、『ウィーン舞踏会(Wiener Walzer)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:R.クニツィア、イラスト:平沢下戸、2~5人用、8歳以上、30分、3960円(税込)。

オリジナルは2016年にピアトニク社(オーストリア)から発売された作品。日本語版にあたってアートワークが一新された。ヨーロッパ各国を代表する上流階級のゲストたちが、舞踏会で贅沢な食事を楽しみつつ、素敵なお相手を見つける。

ゲームボードはダンスホールになっており、食事トークンが置かれている。手番には手持ちのゲストタイル1枚をボード上に配置し、マスに置かれていた食事トークンを受け取る。

タイルを配置することでゲストの四方が囲まれたらダンス開始。パートナーとして選ばれるのは「最も地位の高い異性」で、選んだほうと選ばれたほうの両方に得点が入る。位置取りの要素を加えた一種のオークションゲームという、クニツィアらしいデザインとなっている。

地位の高いゲストの周囲には異性が群がる一方、地位の低いゲストの周りには誰も来ないというせつない状況にもなるが、食事トークンのコレクション要素もあり、また強力なイベントカードで状況をひっくり返すこともできる。思わず会話の弾む、テーマとシステムが絶妙にマッチした作品だ。

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人気SFをボードゲーム化『デューン 砂の惑星:インペリウム』日本語版、4月21日発売

アークライトゲームズは4月21日、『デューン 砂の惑星:インペリウム(Dune: Imperium)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:P.デネン、イラスト:C.ブルックス&R.ラモス&N.ストーム、1~4人用、13歳以上、60~120分、7480円(税込)。

「世界で最も売れたSF小説」と評され、昨年秋には2度目の映画化もされた『デューン 砂の惑星』をもとにして、『クランク!』のデネンがデザインし、2020年にダイアウルフ社(アメリカ)から発売された作品。国際ゲーマーズ賞ノミネート、ゴールデンギーク賞カードゲーム部門受賞(中量ゲーム、テーマチック部門ノミネート)、フランス年間ゲーム大賞エキスパート部門受賞など高い評価を得ている。砂の惑星デューンでの権力闘争をテーマに、デッキビルドとワーカープレイスメントを融合した。

各プレイヤーは砂の惑星を手中に収めるべく、自身の影響力を高めていく。影響力は主要4派閥(エンペラー、スペーシング・ギルド、ベネ・ゲッセリット、フレーメン)と同盟を結んだり、軍事力を強化してライバルを紛争で圧倒したりするなど、さまざまな方法で増やすことができる。ワーカーをさまざまな場所に派遣することで、紛争を有利に進めるため自軍を増強して、「メランジ」という極めて貴重な香辛料を獲得できる。

派遣する場所はカードで決まるため、戦略的なデッキ構築が勝敗を分ける。各ラウンドの開始時にデッキから引いたカードを手札にし、順番に1枚ずつプレイしてワーカーを派遣する。ワーカーがなくなったら残りの手札を公開して、カード獲得や戦闘を行う。

ソロゲームにも対応。小説や映画で触れた方には、おなじみのキャラクターや兵器が登場しより一層楽しめる。

内容物:アラキス・ボード 1枚、代行者コマ 13体、影響力キューブ 64個、ディスク 8枚、資源トークン 62個、大型カード 162枚(カードサイズ:63×88mm)、小型カード 58枚(カードサイズ:44×67mm)、指揮官ボード 8枚、抜き打ちトークン 25個、ルール説明書 3種類、プロモカード<アラキスのジェシカ> 1枚