カードをめくって探そう『バブルストーリー』日本語版、7月22日発売
すごろくやは7月22日、『バブルストーリー(Bubble Stories)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:M.ダンスタン、イラスト:S.ドウシ、1人用、4歳以上、10分、1430円(税込)。
シャボン玉でマークされた場所のカードをめくることで、かくれんぼ中のお友達や海賊の島に隠されたお宝を探すゲーム。オリジナルはブルーオレンジゲームズ(フランス)から2021年に発売され、フランス年間ゲーム大賞キッズ部門で大賞を受賞した。
最初に今回探すものが指定され、最初のカードを見る。そこにはシャボン玉がいくつかついており、その中から選んで対応するカードをめくる。さらにシャボン玉がいくつかあるカードでは分岐して探索を進め、行き止まりになったら戻る。全部見つけられたら終了で、それまでにめくった行き止まりの枚数で成績をつける。
それぞれ趣向の異なる4つの冒険を同梱。親子や兄弟と一緒に遊べ、お目当てのものが見つかるかどうかちょっとドキドキできて、「こんなところにあった!」と発見の喜びを感じられるキッズゲームだ。
重量級紙ペン『ハドリアヌスの長城』日本語版、8月11日発売
アークライトゲームズは8月11日、『ハドリアヌスの長城(Hadrian’s Wall)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:B.ヒル、イラスト:S.フィリップス、1~6人用、12歳以上、60分、7480円(税込)。
オリジナルは西フランク王国三部作などで知られるガーフィルゲームズ(ニュージーランド)から2021年に発売された。ゴールデンギーク賞でミドル級とソロ部門にノミネートされている。イングランド北部で壮大な長城を築き、襲い来るピクト族からローマ帝国を守る紙ペンタイプのリソースマネージメントゲーム。
プレイヤーは、ローマ皇帝ハドリアヌス(76-138)から長城建設を命じられた将軍の一人となり、6年(6ラウンド)の期間中に、もっとも得点を稼ぎ属州総督の座を勝ち取ることを目指す。
毎ラウンド、全員共通の命運カードに指示された資源と労働力を受け取り、全員同時プレイで、資源を支払って自分のシートのマスを塗りつぶしていく。長城だけでなく、拠点となる砦の各施設(闘技場、市場、裁判所など)も同時に成長させていかなければならない。
各エリアでマスを塗りつぶすことで新たな資源を手に入れたり、施設を建設できるようになったりするなど、シート上の要素があちこちで絡み合っており、どれくらいコンボを作れるかがポイント。
ラウンド終了時にピクト族が襲撃し、長城で守ることができないと得点が大きく減る要因となってしまう。シートの得点と、毎ラウンド、各自のデッキで設定した得点条件で勝敗を競う。ゲーム終了時に長城の強化と、施設の発展をいかに両立できるかが問われる。
ソロゲームでは、歴史に名を残した16の主要な砦を建設する一人用キャンペーンシナリオが楽しめる。
内容物:ルール説明書 1冊、ゲーム用紙 2セット各200枚、プレイヤーボード 6セット各2枚、資源コマ 50個、労働力コマ 90個、命運カード 48枚、プレイヤーカード 72枚(カードサイズ:54mm×86mm)