アプリドリブンの冒険ゲーム『デスティニーズ』日本語版、9月上旬発売
ホビージャパンは8月下旬9月上旬、『デスティニーズ(Destinies)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:M.ゴレビオウスキ&F.ミルンスキ、イラスト:K.ジェドルゼジャク&M.レスチンスカ、1~3人用、14歳以上、120~150分、9900円(税込)。プレイするためにはスマホまたはタブレットと専用アプリ(アンドロイド/iOS対応)が必要。
オリジナルはラッキーダックゲームズ(ポーランド)から2021年に発売された作品。ゴールデンギーク賞でイノベーティブとテーマの2部門にノミネートされている。専用アプリでストーリーを進める中世ファンタジー対戦ゲームだ。
各プレイヤーはヒーローとなり、自分の運命(デスティニー)を果たすべく、タイルを探索し、一連のクエストに挑み、パラメータを上げたりアイテムを揃えたりしてモンスターと戦う。「デスティニーズ・システム」と呼ばれる専用アプリと実際のコンポーネントのハイブリッドなゲーム進行で、移動や遭遇はタイルのバーコードを読み取ってアプリ上の情報とシンクロさせ、成功判定ダイスの結果何が起きたのかはアプリ上で管理・公開される。
全5編のシナリオが収録されており、最初の物語「野獣の本性」は単独だが、残りの4編はキャンペーンでプレイすることもできる。その量は10万ワードを超えるボリュームで、中世暗黒時代のキリスト教をベースにした独特な世界観を描き出す。各シナリオは選択によって分岐し、異なる結果が用意されているので、繰り返しプレイすることもできる。
内容物 マップタイル67枚、プレイヤーボード3枚、運命カード 15枚、アイテム・カード150枚、キャラクター・ミニチュア30個、大型のボス・ミニチュア1個、特製ダイス15個、技能マーカー・トークン36個、売買デッキ・トークン20個、コイン・トークン20個、経験トークン20個、重要地点マーカー26個、 ルールブック
子どもが小さいうちだけ遊べる『0歳ボドゲ』『1~6歳ボドゲ』発売
ブルーパドルは20日、15秒後の赤ちゃんを予想するカードゲーム『0歳ボドゲ』と、誰にもバレずにこどもにアクションしてもらうゲーム『1~6歳ボドゲ』を発売した。ゲームデザイン:佐藤ねじ(ブルーパドル)&秋山乃佑(Anaguma)、イラスト:中山信一、2~4人用、それぞれ1980円、2420円(税込)。アマゾンで取り扱い中。
『0歳ボドゲ』は赤ちゃんの15秒後を予想するゆるゲーで、「泣く」「笑う」「真顔」といった手持ちカードからアクションを選んで当てる。『1~6歳ボドゲ』は「5秒とまる」「ゾウのまね」などのアクションを、「かくれんぼしよう」「ボールなげて」など別な表現で他のプレイヤーに特定されないように子どもにやってもらう。
『0歳ボドゲ』は、赤ちゃんが寝てもすぐ泣いてしまい、なかなか家族でゆっくりボードゲームができなかったことから、逆に0歳の子がいるときだけ遊べるボドゲを作ったという。「ギャン泣きしても正解すれば嬉しい。正解しなくても寝ていてくれたら嬉しい。」
子供の仕草を客観的に観察するうちに、いとおしさも倍増しそう。子どもとのコミュニケーションも弾む、新しいコンセプトの作品だ。