ロボットを運んでアクション強化『マグレヴ・メトロ』日本語版、9月30日発売
ケンビルは9月30日、『マグレヴ・メトロ(Maglev Metro)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:T.アルスパッチ、イラスト:A.ケルセイ&O.ティム、1~4人用、14歳以上、60~90分、10780円(税込)。先行販売予約は9月12日まで。
オリジナルはベジエゲームズ(アメリカ)から昨年春に発売された作品。近未来のベルリンとマンハッタンを舞台に、磁気浮上技術による路線網を築くピック&デリバリーゲーム。
手番には線路を引く、列車を移動させる、乗客を乗せる、目的地で降ろす、列車の向きを変える、新しい駅を作るといったアクションを行い、路線を伸ばしつつ乗客を目的地まで送り届ける。乗客にはロボット3種類と通勤客4種類がおり、それぞれ異なる目的地に送り届けることによって、アクションを強化したり得点になったりする。
規定の駅が作られ、ランダムに補充される乗客コマの袋が空になったら最終ラウンドで、目的地まで送り届けた通勤客、自分の路線でつなげた駅、ボーナスカードの達成で得られる勝利点を合計して勝敗を決める。
路線タイルは透明アクリル、送り届けたロボットを置くプレイヤーボード二層構造になっており、ベルリンマップとマンハッタンマップの2枚を収録。豪華コンポーネントの新しい鉄道ゲームだ。
月に最高の居住地を『ルナ・キャピタル』日本語版、9月30日発売
ケンビルは9月30日、『ルナ・キャピタル(LUNA Capital)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:J.R.パラシオス、イラスト:A.モンテース、1~4人用、8歳以上、30~60分、6600円(税込)。先行販売予約は9月12日まで。
オリジナルはデヴィル社(スペイン)から昨秋発売された作品。月面にコロニーを建設するプロジェクトに参加し、首都となる最高の居住地を建設することを目指すタイル&カード配置ゲーム。
場には建物タイルと建設地カードがセットになっており、その中から1セットを選んで獲得し、自分の前に配置していく。建物は同じ種類を連続したり、違う種類を組み合わせたりして得点になるが、建設地カードの配置制限(3列まで昇順)がある。さらにセットのタイルはラウンドが進むにつれて増えていくので考えることも増える。
終了時の建物の配置のほか、ゲーム中にタイルやカードが一定の条件を先に満たすことで得られる得点もあり、他のプレイヤーの動向も注視してタイルとカードを選ばなければならない。ポップなアートワークも楽しめる二層パズルゲームだ。