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協力ゲーム拡張『ワイナリーの四季:ザ・ワールド』日本語版、9月8日発売

アークライトゲームズは9月8日、『ワイナリーの四季:ザ・ワールド(Viticulture World: Cooperative Expansion)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:M.シャー&F.テスティーニ、イラスト:A.ボスレー、1~6人用、14歳以上、75~95分、6380円(税込)。プレイするためには『ワイナリーの四季』基本セットが必要。

対戦ゲームだった『ワイナリーの四季』を協力ゲームにする最新の拡張セット。世界的に著名なワイン生産者としての地位を確立すべく、仲間と協力して7つの大陸でワイナリー経営を成功させることを目指す。

ゲームのおおまかな進め方は基本セットと同じだが、舞台となる7つの大陸にそれぞれ専用ルールとイベントが設けられている。メリットやデメリットをもたらすイベントを仲間と乗り越えて、6ラウンド(6年)の間に、全員25勝利点以上、かつ知名度トラックが最後まで到達すれば勝利となる。

他の拡張『トスカーナ』や『ブドウ畑の訪問者』、『ラインガウ』のカードを混ぜて遊ぶことも可能。またソロプレイも完備しており、オートマがプレイヤーを手助けしてくれる。

内容物:ゲーム盤:1枚、差し替え用の小さいカード:20枚、長方形の刷新タイル:16枚、楕円形の刷新タイル:12枚、大判の遺産カード:20枚、大陸デッキ:7種(カード108枚)、知名度マーカー:1個、イベントマーカー:1個、帽子:24個、ルール説明書:1冊
(ソロプレイ用の内容物)ブラッティーノカード:16枚、早見表カード:2枚、ブラッティーノ用知識共有カード(オセアニア):2枚、名声表用差し替えカード(北アメリカ):1枚、アクションH用上書きタイル:1枚、差し替え用刷新タイル(HとN):2枚、親方トレード上書き用タイル:1枚、ソロプレイ用説明書:1冊
(カードサイズ:差し替えカード44×67mm、その他カード88×63mm)

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探り合いのトリックテイキング『乗り間違い』日本語版、8月上旬発売

数寄ゲームズは8月上旬、『乗り間違い(Auf falscher Fährte)』日本語版を発売した。ゲームデザイン:J.クラウル、イラスト:ママダユースケ、グラフィックデザイン:別府さい、3~4人用、10歳以上、30分、1980円(税込)。

オリジナルは2001年、ベルリナー・シュピールカルテン(ドイツ)から発売された。他言語へのローカライズは今回が初めて。数寄ゲームズでは『ボトルインプ』『トランプ、トリックス、ゲーム!』『地下迷宮と5つの部族』『ブードゥープリンス』に続いて名作トリックテイキングシリーズ第5弾となる。

市バスを乗り継いで逃亡する怪盗が市外に逃げたか市内に潜伏しているかを判断して、探偵や警察が追跡するというテーマのトリックテイキングゲーム。各プレイヤーが最初に伏せて出したカードによって、取るべきか取らないようにするべきかが変わる。

各プレイヤーは、最初に配られた手札から1枚ずつ伏せて出し、シャッフルしておく。2~3トリック目から1枚ずつオープンになり、合計が一定値を超えればトリックを多く取った人が、それよりも少なければ少なく取った人が勝つ。

各自手札の強弱によって伏せて出すカードが変わり、総意は後半までわからないが、わかる前に取るか取らないかを判断しなくてはならない。1トリック目からお互いに探り合いながらカードを出していく展開は独特のプレイ感がある。手札が残り4枚になったところで一番ビハインドしているプレイヤーが切り札を変更できるため、逆転もありえる。

日本語版では山札の公開と切り札の変更がわかりやすくなるバスチケット型チップと、バリアントとして最弱で切り札変更できる「怪盗カード」がついてくる。

数寄ゲームズ:乗り間違い