タイル配置で海洋探検『ロスト・シーズ』日本語版、9月17日発売
オリジナルはブルーオレンジゲームズ(フランス)から今年発売された。神秘的で危険な未知の海域を探索するタイル配置ゲーム。
各プレイヤーに8枚の得点条件が示された探検タイルが配られ、表か裏を選び、縦横に4枚ずつ並べてスタート。この得点条件に沿って4×4で16枚のタイルを並べていく。手番には場から時計回りに海タイルを1枚ずつ選び、自分の場に配置する。1周したらタイルを補充し、最後にタイルを取ったプレイヤーからまたタイルを選んでいく。これを繰り返して16枚のタイルを並べたらゲーム終了と得点計算となる。
探検タイルにはいろいろな要素が「ある/ない」、「○つある」、「2つの要素でペア」などの条件があり、海タイルも要素が1つだけのもの、複数描かれているもの、また描かれている個数もいくつもパターンがある。これらを縦も横も得点になるように配置するのは至難の業。探検タイルにはローリスク・ローリターンの面とハイリスク・ハイリターンの面があり、最初の選択でどのように配分するかもカギとなる。16枚のタイルを選んで並べるだけのシンプルなゲームながら、パズル要素とビンゴのような運試しが楽しめる作品だ。
お題通りに組み立てる『ルービックキューブイット』日本語版、9月中旬発売
『ルービック ケージ』『ルービックレースマスター』『ルービックロール ダイスゲーム7』に続くルービックキューブをモチーフとしたゲームシリーズ。今度は山札からカードを1枚引き、そのカードの指示通りにブロックパーツを組み上げて形を完成させる立体パズルゲームだ。
カードのレベルは3段階でレベルによって点数が異なり、先に合計15点獲得した方が勝利。1人でプレイする場合はタイムアタック式となる。
カードは3段階の難易度、全54枚付属。初級では平面的に色を揃えるだけだが,中級・上級では立体的になり、3方向で色を揃えるだけでなく、手を離して自立しなければならない。各パーツの色の組み合わせの観察力と、立体イメージ、そしてスピード勝負でも焦らない冷静さが勝負の決め手だ。
内容:ブロックパーツ 8種×2セット、カード 54枚、取り扱い説明書