謎を解いて儀式を成功させる『錬金の書』10月12日発売
新紀元社は10月12日、『錬金の書(The Book of Rituals)』を発売する。著:ヤクブ・キャバン&バルトシュ・イジコフスキー、監修:安田均、訳:羽田紗久椰、A5変型/128ページ上製、2750円(税込)。
『アウェイクニング』『ローメモリー』『ワームウッズの子供たち』と続いたポーランドの本格謎解きゲームシリーズ「エスケープ・テイルズ」の世界を舞台にしたパズル本。全部で45 問もある謎解きは3つの章に分かれ、章が進むごとに錬金術が完成していく。
第1章は錬金術の元となる「元素」についてのパズルから。「火」や「水」、「土」など、それぞれの元素の謎を解き、元素についての知識を深める。第2章は「素材」がテーマ。第一章で手に入れた元素の知識などを活用して謎を解き、「ガラス」や「木」などを生み出す。そして最後の第3章では「儀式」を行う。今までのパズル で手に入れた「元素」や「素材」の知識を活かして〈時間操作〉の儀式や〈不老〉の儀式などに挑戦。果たして儀式を成功させることはできるだろうか。
想定されるプレイ時間は合計30時間以上。パズルの解答は、アプリ(専用ウェブサイト)に入力。解答がわからなくて行き詰まってしまった場合にも、アプリが数段階に分けてヒントを教えてくれる。ひとりでじっくり取り組んでも、みんなで相談しながら解いていっても楽しめる。
(写真は英語版)
数字の小さい順=図形の小さい順『バブルス』日本語版、9月30日発売
ジーピーは9月30日、『バブルス(Bubbles)』を発売する。ゲームデザイン:W.ディシャール、2~4人用、6歳以上、15分、2200円(税込)。
オリジナルはピアトニク(オーストリア)から2015年に発売された作品。4色のダイスを振って、数字の小さい順になっているカードを取る。
カードには4色のバブルくんがさまざまな大きさで描かれており、全ての組み合わせで24通りのカードがテーブルに並べられる。4色のダイスを一度に振って、バブルくんの大きさが数字の小さい順になっているカードをいち早く取る。
例えば写真では黄色(6)、青(13)、緑(15)、赤(24)なので、黄色が一番小さく、次に青、次に緑、赤が一番大きいカードを探して取るという具合。すでに他のプレイヤーが持っているカードでも、見つけて取れば奪うことができる。最初に4枚のカードを集めたプレイヤーが勝者。
数字の順番を図形の大きさに変換するところで頭を使う。キッズからお年寄りまで楽しめるパターン認識ゲームだ。