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言葉から絵を再現 改訂新版『デュプリク』日本語版、9月上旬発売

ホビージャパンは9月上旬、『デュプリク』日本語版を発売する。ゲームデザイン:W.ジャコブソン&A.コホウト、3~6人用、8歳以上、30分、3300円(税込)。

親が「場面カード」の絵の内容を口頭で制限時間内に他プレイヤーに伝え、各自が描いた絵が10の評価基準をクリアしているか判定するお絵かきゲーム。ブレインコグ社(アメリカ)から2006年に発売され、アスモデ(フランス)によるヨーロッパ版『イダンティク』がフランス年間ゲーム大賞を受賞。さらにドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされた。今年、パッケージを一新しての再版となる。プレイ人数は最大10人から6人に変更、場面カードも改訂された。

10の評価基準はカード裏にあり、内容を説明している段階では知ることができない。的を絞った説明と、それを書き込めるかが勝敗を分ける。同じ説明を聞いているとは思えない出来栄えの違いに笑いが起こるパーティーゲームだ。

内容物 場面カード(両面印刷) 120枚、お絵かきシート 1冊、えんぴつ 6本、砂時計 1個、スコアシート 1冊 他

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シュピール’25:アミーゴ

今年のエッセン・シュピールは例年よりも遅めで10月23~26日。そこで発表される新作を出版社別に紹介する。邦題は直訳で、発売時には変わる可能性あり。

Bohnanza Dahliaボーナンザ・ダリア(Bohnanza Dahlia)

ゲームデザイン:U.ローゼンベルク、イラスト:B.ソーベル、3~5人用、10歳以上、45分。

『ボーナンザ』の豆をダリアにしたアートエディション。イラストは『カスカディア』のソ―ベルが担当した。手札の順番を変えてはならず、交渉と交換で同じ豆を揃えて植え、収入を得る。『ボーナンザ』からのルール変更はなし。

Bohnanza Dahlia

Biddleビドル(Biddle)

ゲームデザイン:R.ツァリンデ&C.ロールフス、イラスト:M.エルト、2~5人用、8歳以上、30分。

「ダイスが全部5以上」「2ペアと1と6」といったお題に対し、ダイスを何回振って達成できるかを、前の人と同じか競り下げていく。無理だと思ったら降りて、残った人がダイスロールに挑戦。宣言回数以内に達成できたら得点、できなかったら降りた人の得点になる。10ラウンドで得点合計を競う。

Biddle

Shadow Cardsシャドウカード(Shadow Cards)

ゲームデザイン:B.カンプ&C.ハヴィランド、イラスト:C.エッフェンベルガー、2~5人用、10歳以上、30分。

はじめに2枚のカードを伏せて出し、獲得ポイントを予想するトリックテイキング。マストフォロー、切り札ありで、獲得したトリックの中から1枚を選んで取り、その数字が獲得ポイントになる。ラウンド終了後、伏せておいた2枚の予想獲得ポイントを満たしていれば得点。3ラウンドの合計を競う。

Shadow Cards

Meister Makatsuマイスター・マカツ(Meister Makatsu)

ゲームデザイン:R.クニツィア、イラスト:S.ミュラー、2~6人用、8歳以上、30分。

忍者をテーマにした数比べゲーム。各自3色1~8のデッキから4枚の手札を持ち、順番に2枚ずつ出して、各色ごとに最も大きい数字を出した人はマイナスポイント。ラウンドが進むごとにマイナスポイントも増え、3ラウンドで最もマイナスポイントの少ないプレイヤーが勝者となる。

Meister Makatsu