AIの指示を読み解け『AIスペース・パズル』日本語版、9月25日発売
CMONジャパンは9月25日、『AIスペース・パズル(AI Space Puzzle)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:K.チョフ&S.スモリンスカ&W.ヴィスニェフスキ&M.ウォルスキ、イラスト:T.ボリク、2~5人用、8歳以上、20分、4950円(税込)。
オリジナルはスマートフラミンゴ社(ポーランド)から2023年に発売された協力ゲーム。爆発寸前の宇宙船で、AIの指示で正しい部屋に向かい、適切なセキュリティキーを使ってシステムをリセットする。
シナリオブックに収録されているシナリオに基づいてゲームを進める。AIを担当するプレイヤーは、4×4マスにゲームクリアとなるパターンのカードをもっており、シナリオで指定された矢印などのアイコンを使って、宇宙飛行士とセキュリティーキーをどこに移動させるか他のプレイヤーたちに伝える。
トークンの意味は必ずしも決まっておらず、AIプレイヤーが意味を決め、それの意味を宇宙飛行士プレイヤーたちが相談して読み取らなければならない。規定ラウンド内に正解のパターンができれば全員の勝利となる。
難易度別シナリオが40本収録されており、マップの組み合わせと部屋タイルのランダム配置により、毎回毎回異なるチャレンジが待っている。
秘密の目的地を目指せ『サイトシーイング』日本語版、10月4日発売
すごろくやは10月4日、『サイトシーイング(Städtetour)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:E.ヴィス、イラスト:P.フリードル、2~4人用、6歳以上、30分、3300円(税込)。
オリジナルは2009年にハバ社(ドイツ)から発売された作品。しばらく絶版になった後、「HABA名作ゲーム復刻シリーズ」として再版されることになった。ヨーロッパから北アフリカをめぐるバスで秘密の目的地を目指す。
手番には袋からバスチケットを1枚引き、全員共通のバスを前か後ろに進める。チケットは誰かが目的地に着くまで累積し、移動距離も伸びていく。そのうちに目的地に到着したら、手番でなくても目的地を公開し、チケットを総取りできる。
袋から周遊チケットを引いたら、何マスでも移動できて目的地についたらスターをもらえるが、その場合も途中で他プレイヤーの目的地に着くとスターを取られてしまう。5回の周遊チケットが出たらゲーム終了で、獲得したチケットとスターコマを重ねた高さで勝敗を決める。
他の人の選ぶルートからどこを目指しているのか推測し、自分に有利なルートを選びたいところ。しかしいつ他の人の目的地を通るかわからない緊張感に手に汗握る。目的地カードにはその都市の豆知識が書かれており、観光気分も味わえる。
内容物:ゲームボード 1枚、木製のバス 1台、バスのチケット 47枚(直進矢印 30枚、曲がり矢印 11枚、星 6枚)、目的地カード 28枚、木製のスター 5個、布製の袋 1枚、説明書 1部