カルカソンヌ日本選手権2023、道下魁氏が優勝
第12回となるカルカソンヌ日本選手権2023(主催・メビウスゲームズ、実行委員会)が7月22日(土)、すみだ産業会館にて開催された。33回の全国各予選の成績優秀者とシード選手が参加し、道下魁氏が優勝に輝いた。
ルールは世界選手権と同じ2人対戦。予選6ゲームの成績で上位8名が準々決勝に進出し、うち4名が準決勝、そして2名が決勝へと勝ち進む方式。昨年まで5回優勝している望月隆史氏は「一旦殿堂入り」として出場しなかった。
大阪のプログラミング講師で、ボードゲーム教室も開いている道下氏は決勝初進出。昨年日本代表の来住野曉氏を下して日本一となった。世界選手権への出場権と、15万円の渡航費補助が贈られる。
第17回カルカソンヌ世界選手権は10月7日(土)にエッセン・シュピール会場内にて開催される予定で、現在までに約30カ国がエントリーを表明している。
歴代日本代表の世界選手権における成績は望月隆史氏(優勝、準優勝、準々決勝進出、11位)、藤本巌郎氏(優勝、準々決勝進出)、小向真之介氏(準優勝)、村田大輔氏(5位)、来住野曉氏(6位)、月形祐輔氏(7位)、根岸丈氏(18位)、岩村響氏(25位)と、好成績を収めている。
(写真提供:メビウスゲームズ)
エッセン・シュピール’23ツアー募集開始
ベストワールドは「2023年シュピール・エッセンへ行こう!」の募集を開始した。10月4~9日で4泊6日、添乗員同行、シングルルームで449,400円、ツインルームで388,700円。最少催行人員15名、申込は8月29日まで。
昨年147,000人が参加し、1800タイトルの新作が展示販売された世界最大のアナログゲームイベント「シュピール」は今年、10月5日(木)から4日間にかけて開催される。ツアーは前日に羽田空港を出発し、快速電車で25分ほどのドルトムントに宿泊して1日目と2日目に参加。3日目は自由参加でオプショナルツアーもあり。日曜日に帰途につくというプラン。
エッセン・シュピールは日本人ボードゲーム愛好者の関心が高く、これまでにもJTBやクレーブラットがツアーを企画したことがある。個人参加は割安にはなるものの、宿の確保や言葉の問題などハードルが高い。初参加の方はこちらを検討してみてはいかが。参加申込は下記サイトから。