極限シンプルなロール&ライト『パワースポットガール』12月12日発売

をしだやがゲームマーケット2025春に発表した『KAITAKU』をリメイク。パワースポットを見つけて運気を高めるというテーマで、6×6のマス目に数字と名前を書き込んで得点を競うロール&ライトの「極限シンプル・陣取り紙ペンゲーム」だ。
手番にはダイスを振って空いているマスに出目の数字を書くか、空いているマスに自分の名前を書く。空いているマスがなくなったらゲーム終了で、自分の名前を書いたマスの上下左右に書かれている数字を合計して勝敗を決める。
内容物:ゲームシート50枚綴り1冊
建物の周りに人が集まる『オレゴン』日本語版、12月19日発売
アメリカのフロンティア開拓を描いたタイル配置ゲーム。オリジナルはハンス・イム・グリュック(ドイツ)から2007年に発売された作品。ドイツでの受賞はなかったが、フィンランドとスウェーデンで年間ゲーム大賞のファミリーゲーム部門にノミネートされた。デザイナーの夫婦はこの後『ラッタス』を発表している。本作の他言語版が発売されるのは12年ぶり。ボックスを一回り小さくし、コンポーネントを改良し、バリアントルールを加えた。
手番には4枚の手札から2枚を出して、対応する座標に建物か人のコマを置く。建物の周りに人のコマを置くか、人のコマの周りに建物を建てると得点や効果が得られる。得点や効果は建物によって異なり、周囲にいる人のコマの数だけ得点になるという教会、追加手番や地形のジョーカーを手に入れられる駅舎・お店、開けてみてのお楽しみという金鉱・炭鉱などがある。
人のコマが複数の建物に隣接していれば、どれからも得点が入る。そのため複数の建物を近くに置いて大量得点を狙うため、ボードのあちこちに建物が密集して街ができていく。中量級ユーロゲームの佳作が復活する。