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ポーランド年間ゲーム大賞に『電力会社』

Gra roku 2007ポーランドのボードゲームサイトにて年間ゲーム大賞2007が発表された。エキスパートが選んだゲームの中から、500票近い投票によって選ばれたのは『電力会社(Wysokie Napięcie)』。2Fシュピーレの新版は2004年の発売だが、ポーランド版は2006年の発売だ。
ポーランド人デザイナー特別賞には『ネウロシマ・ヘクス(Neuroshima Hex)』が受賞。ヘックスを使ったウォーゲームのようだ。ノミネートには『勝利への道』『ヒツジ牧場』『ウィング・オブ・ウォー』の3点。
同サイトによると、2005年の大賞は『カタン(Osadnicy z Catanu)』、2004年は『ドラコン(Drakon)』が選ばれている。ノミネート作品にも『カルカソンヌ』『操り人形』など、国際的に評価されている作品が少なくない。
ドイツの隣国ながらボードゲームの状況をあまり聞かなかったポーランドでも根強いゲームファンがおり、ボードゲーム熱はヨーロッパ全土に広がっている模様だ。
Gra Roku – wyniki po raz kolejny
Boardgame News: Power Grid Wins Gra Roku 2007

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日本ボードゲーム大賞2006に『おい、それは俺のサカナだぜ』ほか

今年5回目となる日本ボードゲーム大賞2006(NPO法人「ゆうもあ」主催)の結果がウェブページで発表された。
この賞は全国のゲームサークル、ショップ、およびウェブなどからの一般投票によって決められる。海外ゲーム・入門者部門はダントツで『おい、それは俺のサカナだぜ(HEY! That’s my fish!)』。オランダのゲームが初めて受賞した。今年初めて自由記入方式となった海外ゲーム・フリーク部門では『郵便馬車(Thurn und Taxis)』。2位の『ケイラス(Caylus)』とは僅差。
国産ゲーム部門にはバンダイの『チケット・トゥ・ライド』が選ばれた。オリジナル国産では『R-ECO』と『シャドウハンターズ』が同点で並んだが、海外人気ゲームの日本版にはまだ一歩及ばない模様だ。子どもゲーム部門には、ドラマチックな展開で大人にも好評の『レースギャロッポ(Giro Galoppo)』。
日本ボードゲーム大賞も今年で5年目となり、毎年4部門ですでに20作品が受賞したことになる。海外の受賞傾向とも少し違った日本のテイストが反映されたゲームばかりだ。TPOに応じて、前の受賞作品も遊んでみたい。
ゆうもあ:日本ボードゲーム大賞2006発表!
Boardgame News: Winners of the Japan Boardgame Prize 2006
Bordspel Nieuws – actueel: Japan Boardgame Prize
Tric Trac: Les aventuriers du rail, Jeu de l’année au Japon !
spielbox-online: Preisträger des Japan Boardgame Prize 2006