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ニュルンベルクおもちゃ見本市、閉幕

今年で第60回を迎えるニュルンベルクおもちゃ見本市が11日に閉幕し、10日までに115カ国から76000人が訪れた。
ニュルンベルクおもちゃ見本市は、製造者・販売者などの玩具業界関係者が集う専門メッセ。ボードゲームも多数出展され、今年のトレンドを占う重要な催しとなっている。
どの国も不況にあえぐ中、おもちゃ産業は健闘しており、また経済力をつけた東欧諸国などへの国際展開の需要も高まっている模様だ。ポーランドからのバイヤーは前年比17パーセント増、ブルガリアからは28.8パーセント増だったという。
会期中、革新的な玩具に贈られる「トイアワード」が7部門について発表された。このうちボードゲームは「ゲーム+アクション」部門で選ばれた『ラムセスのピラミッド』。レゴ社が初めて手がけたレゴブロックのボードゲームのひとつで、ゲームデザインはR.クニツィアが担当した。
このほか、「トレンド+ライフスタイル」部門ではアクション・カードゲームの『爆丸・スターターパック』が選ばれている。
レゴについては不明だが、ボードゲームについては各メーカーが発表した新作が今月から順次、日本でも取り扱われる。
Spielwarenmesse International Toy Fair Nürnberg公式ページ
ラムセスのピラミッド

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ボードゲーム交流会、満員盛況

去る2月7日、秋葉原の東京フードシアターにて第4回ボードゲーム交流会が開かれ、予約定員の140名がいっぱいとなる盛況で終わった。
この交流会は、デジタルゲーム制作に携わる専門家を中心に、ボードゲームを通して新しいアイデアを考えたり、業界内の交流を深めるのが狙い。第1部の講演、第2部のゲーム大会、第3部の懇親会に分かれ、参加者はめいめいに知見を広めつつ遊びを楽しんだ。
講演ではゲームマーケット主宰で『ゲーム探検隊』などの著書もある草場純氏がゲームの構造を理論的に分析。続いて『シャドウハンターズ』などのゲームがアメリカ版も発売されているデザイナーの池田康隆氏がアナログゲームの制作から海外への売込みまでデザイナーの仕事を語った。
ゲーム大会では参加者が持ち込んだ主に海外輸入ゲームが最新作からレアな旧作まで並び、またボードゲームが遊べるメイド喫茶「シャッツキステ」のメイドさんが出張。チーム戦では『カタン』、『ブラフ』、『ニムト』について会社別に行われるなど、普段からボードゲームを遊びこんでいる人から、ほとんど触れたことがない人まで幅広く楽しめるプログラムだった。
懇親会でも食事をそこそこにボードゲームを遊ぶ姿もあった。ボードゲームのもつポテンシャルの高さを参加者が再認識できる会になったようだ。この成功を受けて、第5回も予定されているという。
4Gamer.net:デジタルゲームの最先端に立つ人々が集合した,「第4回ボードゲーム交流会」レポート
日々是遊戯:デジタルでもアナログでも、楽しいものは楽しい――ボードゲーム交流会ってなに?
TGW:ボードゲームサークル交流会