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スペイン年間ゲーム大賞は『ディクシット』

10月9日、スペイン・コルドバで開かれた第4回国際ボードゲーム祭にて、今年のスペイン年間ゲーム大賞(Juego de mesa del Año)が決定された。5回目の大賞に選ばれたのはフランスのコミュニケーションゲーム『ディクシット(Dixit)』。フランス年間ゲーム大賞に続いてラテン系の国での受賞となった。
この賞はスペイン語版で発売された新作80タイトルの中から、ボードゲームメーカーから独立した50名に及ぶボードゲームのエキスパートが選考している。2005年から始まり、これまで『チケットトゥライド』『大聖堂』『ロストシティ』『アグリコラ』が選ばれている。
今年のファイナリストには『ディクシット』のほか、『電力会社』、『ダイスタウン』、『ドミニオン』、『ギフトトラップ』、『80日間世界一周』が挙げられており、世界的に人気の『ドミニオン』を差し置いての受賞に注目される。
【スペイン年間ゲーム大賞2009】
ディクシット(Dixit / J.-L.ルービラ)
Premio JdA – Juego de Mesa del Año en España:JdA 2009
TGW:スペイン年間ゲーム大賞も『アグリコラ』

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オーストラリアゲーム賞に『パンデミック』

オーストラリアのボードゲーム普及団体「ボードゲームズ・オーストラリア(Boardgames Australia)」は今年のベストゲームを3部門について発表し、『パンデミック』などが選ばれた。
この賞は毎年1月から3ヶ月にわたって応募された新作から、5名の審査員が選考する仕組み。第1回目だった昨年は『テンデイズ・アジア』『コリドールキッズ』『考古学カードゲーム』が選ばれ、『考古学カードゲーム』はアメリカのズィーマンゲームズから国際デビューを果たしている。
国際ゲームの候補には『パンデミック』のほか、『アクアレット』、『リバーフィーバー』、『イリウム』、『マスターラビリンス』、『メトロポリス』、『オレゴン』、『ピック・パック』、『レッドノーベンバー』、『チケットトゥライド・カードゲーム』、『魔法にかかったみたい』の10タイトルが挙げられている。『パンデミック』を凌ぐ今年のヒット作である『ドミニオン』は入っていない。
【オーストラリアゲーム賞2009】
ベスト国際ゲーム:パンデミック(Pandemic)
ベストキッズゲーム:ねことねずみの大レース(Viva Topo!)
ベスト国産ゲーム:ソート(Sorts for Kids)
Boardgames Australia:Best International Game 2009
TGW:オーストラリアゲーム賞に『10デイズインアジア』ほか