Posted in ウェブ

2009年の統計

今年の当サイトの統計情報は以下の通りです(Google Analyticsと、Yahoo!アクセス解析に基づく)。
【ページビュー:トップページの閲覧回数】
300,996回(1日平均825回)
【ユニークユーザー:1年間に見に来た人の数】
25,989人(1日平均71人)
【参照元:どのサイトのリンクから訪問したか】
1.ブックマーク 45.76%
2.はてなアンテナ 10.35%
3.グーグル 10.27%
4.ヤフー 4.79%
5.ゲームストアバネスト 3.00%
6.ボードゲームランド 2.63%
7.ジョーコ・デル・モンド 2.33%
8.メビウスゲームズ 2.14%
9.はてなダイアリー 1.47%
10.ふうかのボードゲーム日記 1.33%
【検索ワード:どんな言葉で検索してきたか】
1.サイト略称(「tgiw」「tgw」「table game world」「game in the world」「テーブルゲームインザ」「the game in the world」) 19.43%
2.サイト名(「table games in the world」「table game in the world」「テーブルゲーム イン ザ ワールド」「テーブルゲームインザワールド」「テーブルゲーム・イン・ザ・ワールド」「tablegame in the world」「tablegameintheworld」) 16.76%
3.「ボードゲーム」、 6.64%
4.「tablegame」「table game」「table games」 6.51%
5. スモールワールド 2.95%
6. ドミニオン 1.57%
7. ウルク 1.51%
8. パンデミック 1.17%
9. 「ちなみにハンス社としては『郵便馬車』以来2年ぶり6回目の受賞で」 1.16%
10. ディクシット 1.08%
【訪問者属性:国内のどの地域からアクセスしたか】
1.東京 27.74%
2.神奈川 9.43%
3.大阪 8.99%
4.埼玉 6.12%
5.愛知 6.00%
6.北海道 3.87%
7.千葉 3.59%
8.京都 2.83%
9.兵庫 2.08%
10.静岡 1.96%

Posted in エッセイ

ゲームから人へ

たくさんのボードゲームを遊ぶのは、プラトンのイデアのように、面白いゲームを求め続けてのことであるが、逆説的に、遊べば遊ぶほど、面白いと思えるゲームの割合が減ってくるのではないかとこの頃思うことがある。
ボードゲームを本格的に遊び始めたのは大学4年の頃である。オーケストラの練習が終わってから、亀有のアパートに集まって月1回、サークルの友達や後輩と徹夜でゲーム会をした。最初から徹夜で遊ぶつもりではなかったが、あまりに面白いので徹夜になってしまうのである。
その頃遊んだゲームは、『ダイナマイト』、『グラス』、『エドカ』、『ジニー』、『大判小判』あたり。ほとんど東急ハンズで手に入れた。奥野かるた、メビウスを知るのはもう少し後になってからである。これらを毎回ローテーションして繰り返し繰り返し遊んだ。どれも面白かった。今、これほど遊んでいるゲームはない。
それから13年経った現在、ドイツにまで行くようになったのに、本当に面白いと思えるゲームは滅多に出会えなくなってしまった。「今年のエッセンでは、何がオススメですか?」という質問に、今年はまだ自信をもって答えられるタイトルがない。
これはもちろん私の個人的な心境にすぎないが、現在のドイツゲーム市場が置かれている状況もそれに近い。愛好者はどんどん新しいものを求め続け、タイトルは増え、寿命は縮まる。そのためロングセラーになりうるのは、今やほんの一握りに過ぎない。
そんな今日この頃であるが、必ずしも悪いことではないと思っている。個別のタイトルにこだわりがなくなってきた分、仲間と楽しむという面が強まっているからだ。新作をだしにして、気の合う仲間が集まる、しゃべる、笑う。初対面より2回目、2回目より3回目が楽しい。ゲームはノンリプレイ派でも、プレイヤーは超リプレイ派である。
何十年も続いているゲームサークルにいくと、ゲームをしないでおしゃべりだけで終わる人もいるという。まだそこまでの境地には至っていないが、その気持ちが何となく分かるような気がしてきた。ゲームマーケットはもちろんのこと、エッセンでさえも、新作を見に行くイベントというよりも、知り合いと会いにいくためのイベントになりつつある。
つまり一緒に遊んでくれる人々や、レビューを読んでくれる人々によって、私の今の趣味は続けられている。今年一緒に遊んで頂いた方々、当サイトをご愛読頂いている方々に感謝し、年末の挨拶といたします。