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エッセン4日目

昨日はけがわさんに久しぶりに会ったのと、滞在最後の晩だったのとで、結局26時頃まで遊んだり喋ったりしていたが、7時前に起きた。shokoさんにわざわざ駅まで送っていただいて、会場に出発。shokoさん、温かいおもてなしをありがとうございました。来年もまたよろしくお願いします。気が早いかもしれないが、この宿の暮らしに慣れたらもうホテルには戻れません。
今回は、日曜日に日本で用事があるため金曜日に帰らなければならなかった。土曜発で日曜の早朝に着く便(ルフトハンザ)もあったが、もう売り切れてしまっていた。格安航空券の場合、売り出すのは遅く売り切れるのは早い。こまめなチェックが必要である。
そのため、午前中の用事を済ませ、お昼からインタビュー。今回インタビューしたのは『パンデミック』の作者M.リーコック。『パンデミック』は現在、14カ国語で計6万セットが売れているという。
国際ゲーマーズ賞の授賞式に出て、フェアプレイの人気投票をチェックし、ハバとアレアのブースで遊んでいた家族に突撃取材して終了。けがわさん、能勢さん、ヴァイスさんたちに見送ってもらって15時頃に会場を出る。また来年、エッセンで会いましょう(日本ではなかなか会えないものである)。
荷物は会場のクロークに預けてあった。15:00頃に会場を出て、15:53発のICEでフランクフルトへ。17:30着だったが、セキュリティチェックが入念で19:00発のインチョン行きにぎりぎりの時間だった。スーツケースは28kgで、規定を6kgオーバーしていたが、手荷物に移し変えるといって手間取っていたら係の人がそのままでよいと通してくれた。時間がなかったためだろうか。
ユーロを使っていると、お金の感覚が分からなくなってくるので、今回かかった費用を円に換算して計算してみる。
山形−成田往復 22,000円
飛行機代 90,000円
フランクフルトーエッセン往復 22,000円
エッセン地下鉄 3,000円(罰金含まず)
宿代4泊 16,000円
食費 7,000円
ゲーム代 40,000円
合計 20万円
ホテル泊まりならば、宿泊費はこの2倍以上になる上に、夕食をレストランで取ることになるため、3000円は増えるだろう。ゲーム代が多いか少ないかは別として、費用を十分に節約できたと思う。(了)
M.リーコック氏とインタビュー

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騎兵ゴルフ(Husarengolf)

新しい戦法を思いつく
ボールが乗っている台の柄を握り、上げたり下げたりして自分の色の穴にボールを入れるアクションゲーム。年のドイツ年間ゲーム大賞で美術賞を受賞している。とうに絶版になっているが、ストーンRさんが入手してきたのでお願いして遊ばせてもらう。
お互い色を決めたら棒を握り、ボールを中央に置いてレディーゴー! 自分の色の穴にボールが入るよう、押したり引いたり、上げたり下げたり。自分の色の穴に入ったら1点で、また中央からやり直す。5点先取。
ルールに「腕力だけでは勝てない」と書いてあるとおり、力ずくでは穴に入らない。ボールに勢いがついてしまうからだ。むしろ相手の力を上手に利用して、流れに逆らわず、ちょっとだけ自分の力を加えるくらいがよい。
しかし、相手の出方を待っていると近場の穴に入れられて一瞬で終了となってしまう。反射神経が大切だ。
4人の場合は、1本ずつもってチーム戦になる。パートナーとの意志の疎通が大事。
けがわさんに辛勝して、ストーンRさんの挑戦を受ける。ラリーが続いたが、3対3で中断。神尾さんが来たのでチーム戦に切り替えた。神尾さん・私チームの勝利。その後、けがわさんとストーンRさんが「このゲーム、意外と深いよ」といって研究を重ねていた。手を固定して小さく力を加える戦法などが開発されていたようだが、相手の出方次第なので必勝というわけではもちろんない。
Husarengolf
T.マロルド/アバクスシュピーレ(1985)
2または4人用/8歳以上/15分