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ドイツ年間ゲーム大賞2010は『ディクシット』

ドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)審査委員会は本日10時30分(日本時間で17時30分)よりベルリンで記者会見を行い、今年の年間ゲーム大賞を発表した。先月発表されていたノミネート5タイトルの中から、今年の大賞に選ばれたのは『ディクシット(Dixit)』。
会見はまず、特別賞「年間大賞プラス」に選ばれた『果てしなき世界』の発表からスタート。次に5タイトルのノミネート作をアルファベット順に発表し、最後に大賞を発表した。会見はわずか30分で終了している。
『ディクシット』はバラエティに富んだイラストのカードから、親が言ったイメージ(単語、フレーズ、歌など何でもよい)を聞いて当てるコミュニケーションゲーム。親は、できるだけ正解者が少ないように伝わるか伝わらないかぎりぎりのイメージを伝えなければならない。デザイナー、イラストレーター、メーカーともフランスで、外国のゲームが受賞するのは『チケットトゥライド』(2004年)以来5年ぶり。
フランスの個人出版社リベルーから2008年に発売され、昨年のフランス年間ゲーム大賞、スペイン年間ゲーム大賞も受賞。ドイツ語版は2009年のエッセンでアスモデ社から発売されていた。日本ではホビージャパンが取り扱っている。言語依存がなく、ルールが簡単であまりゲームを遊ばない人でも楽しむことができる。
先月同時にノミネートが発表されていた年間キッズゲーム大賞の発表は、今年から別日程となり、8月2日にハンブルクで発表される。
ドイツ年間ゲーム大賞2010ノミネート発表
TGW:ディクシット

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『ばるば★ろっさ』発売

アークライトは26日、デッキ型カードゲームの第4弾となる新作『ばるば★ろっさ』を発売した。2〜5人用、12歳以上、60分、3,990円。
今回のテーマは「架空第2次大戦もの」。ファンタジーの国「ドイツ国」の一軍団長として、「スターリン」という邪悪な魔王打倒のため、部隊を整えつつ、王都モスクワを目指して進軍する。
手番にはまず補給カードをプレイしてテーブル上にある各種部隊カードを買い、配下の部隊(=自分のデッキ)充実させる。ある程度集まったら、戦闘開始。簡単に落とせる「高地」から、「陣地」、都市と順に攻め落としていく。いきなり都市を攻めてもよいが、ロシアの援軍が隠れていて失敗するリスクも。しかし準備に時間をかけすぎると、ライバルに先を越されてしまう。
誰かがモスクワを陥落させた瞬間にゲームは終わり、目標カードなどの勝利点を一番多く保有しているプレイヤーの勝利となる。モスクワを落としたからといって、勝てるとは限らない。
前作の『くにとりっ』と同様、テーマとは裏腹に登場人物はみんな女の子で、萌え絵のイラストになっているところも特徴だ。
発売を記念して7月4日(日)には、発売記念イベントが東京・秋葉原で開かれる。無料体験会のほか、指定店舗かアークライト通販で購入した人にサイン会もある。ほかにもボードウォーク岡山店の協力により、高知・岡山でも体験イベントが行われる。詳しくは公式サイトの「イベント情報」を参照のこと。
アークライト:ばるば★ろっさ