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エッセンの人気は『世界の七不思議』

ドイツのボードゲーム情報誌『フェアプレイ』は、エッセン国際ゲーム祭の新作人気投票「スカウトアクション」の結果をホームページで発表した。30票以上を獲得したタイトルの人気順位は以下の通り。650タイトルにのぼる新作の頂点に立ったのは『世界の七不思議(7 Wonders)』。票数・評価ポイントともに他を圧倒した。
スカウトアクションは毎年『フェアプレイ』のブースで行われ、今年のトレンドを占う重要な情報となっている。住所氏名の登録と引き換えに投票用紙を発行し、重複投票をしにくくして、公平性を期す。下記ゲーム名の右の数字は、評価の平均(5段階評価で1が最高)と投票数。
会場では、アメリカのボードゲームサイト「ボードゲームギーク」のブースが出され、同様の人気投票が行われていた。スカウトアクションの上位3位はボードゲームギークの人気投票でも上位に入っている。
1位の『世界の七不思議』はフランスのゲームで、ホビージャパンから近日発売予定、2位の『トロワ』はベルギーのゲームで、国内発売は未定だが、ボードゲームギークに日本語ルールが公開されている。3位の『ナビゲーター』はドイツのゲームで国内発売未定。
【スカウトアクション2010】
1位:世界の七不思議(7 Wonders)1.84/126
2位:トロワ(Troyes)1.98/64
3位:ナビゲーター(Navegador)2.04/79
4位:エイジ・オブ・インダストリー(Age of Industry)2.05/39
5位:オリンパス(Olympus)2.11/47
6位:ニュルンベルクへの始発列車(First Train to Nürnberg)2.12/34
7位:キーウェスト(Key West)2.13/31
8位:ヴィニョス(Vinhos)2.18/40
9位:フロレンザ(Florenza)2.23/30
10位:1655年:教皇がおられます(Habemus Papam 1655)2.26/61
Fairplay:Fairplay ScoutAktion 2010 – Die Ergebnisse

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『チケット・トゥ・ライド ヨーロッパ』日本語版発売

ホビージャパンは21日、大賞受賞作『チケットトゥライド』のヨーロッパ版を発売した。2〜5人用、30〜60分、13歳以上、6300円。
2004年にドイツ年間ゲーム大賞を受賞し、バンダイから日本語版も発売された『チケット・トゥ・ライド』のヨーロッパマップ。マップを変えただけでなく、好きな都市に置いて他の路線を利用できる「駅舎」、通り抜けられないリスクがあるトンネル、オールマイティカードを出さないと渡れないフェリールートが追加された。5分で覚えられる簡易ルールで遊ぶこともできる。
アメリカマップだった『チケットトゥライド』以上の評価も受けており、英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・オランダ語・デンマーク語・ノルウェー語・スウェーデン語・フィンランド語・ポーランド語・ポルトガル語・ギリシャ語・ロシア語・日本語の14ヶ国語版が発売され、2005年の国際ゲーマーズ賞大賞ほか、ロシア、ノルウェー、オーストラリアのゲーム賞を受賞している。
なお、他国語版と同様、ボード・カードにおける地名はヨーロッパ各地域の表記で統一されているため、バンダイ版のように日本語ではない。
ホビージャパン:チケットトゥライドヨーロッパ