国際ゲーマーズ賞(International Gamers Awards)選考委員会は本日、今年の大賞作品を発表した。「一般ストラテジー部門」で11タイトル、「2人用ストラテジー部門」で5タイトルのノミネートが先月発表され、その中から最終投票で大賞に選ばれたのは『世界の七不思議』と『数エーカーの雪』だった。
『世界の七不思議』について選考委員会は、「古代文明を建造する興奮と挑戦をミックスしたスピーディーなカードゲームで、フリークからファミリーまで遊べる」、『数エーカーの雪』については「激しくてスピーディだが、世界の運命を決める決断がたくさんある」と評している。『数エーカーの雪』の作者M.ワレス氏は、一般ストラテジー部門でこれまで『蒸気の時代』『産業の時代』で受賞している。
『世界の七不思議』は今年新設されたドイツ年間エキスパートゲーム大賞、ドイツゲーム賞、アラカルトゲーム賞で三冠を達成し、さらに国際ゲーマーズ賞を受賞したことで、『ドミニオン』を超える史上最多受賞となった。
【国際ゲーマーズ賞2011】
(一般ストラテジー部門)
・世界の七不思議(7 Wonders / A.ボザ)
(2人用ストラテジー部門)
・数エーカーの雪(A Few Acres of Snow / M.ワレス)
・International Gamers Awards:2011 Winners