TGF2010、出展受付始まる
ゲームマーケットと並ぶ国内最大級のボードゲームイベント、テーブルゲームフェスティバルが今年も浅草で開かれる(11月28日(日))。その出展受付が昨日より、公式サイトで始まった。
出展区分は一般ブース・販売のみ(2,625円)、一般ブース・販売と体験(3,675円)、大型ブース(26,250円、2ブースで52,500円)の3種類。一般ブースで販売できるのは自費出版・インディーズのみで、大型ブースは体験卓が用意される。申込〆切は10月18日だが、予定数を上回った場合は先着順となる。
申込方法の詳細や申込フォームは下記の出展要項にて。
テーブルゲームフェスティバルでは、試作品のテストプレイを行うサークルが多い。ここでのフィードバックをもとに作品を練り直し、来年のゲームマーケットで製品販売するという流れだ。ゲーム制作中の方は、先日お伝えした萬印堂の試作品製作応援キャンペーンとともにこの機会を利用してみよう。
・TGF2010 F 出展要項
第8回カタン世界選手権
9月18〜19日、南ドイツのヴィルデンシュタイン城にて、第8回カタン世界選手権が開催され、オランダ代表のE.パウエルセン氏が世界チャンピオンに輝いた。
エッセン以外で行われるのは昨年のインディアナポリス大会に続いて2回目。9カ国16名を大幅に上回り、最後のエッセン大会(2008年)に迫る28カ国52名の参加となった。ただしアジアからはシンガポールと中国(香港)のみで、日本は参加していない。
予選の上位16名による準決勝卓で1位を取り、決勝に進出したのはリトアニア、フィンランド、オランダ、ドイツ代表の4名。それぞれ予選を1位、5位、7位、14位で通過していた。予選1位のリトアニア代表M.ロギンス氏が2位と、ほぼ予選の順位通りの結果になった。
このロギンス氏の活躍もあり、国別成績ではリトアニアがダントツで1位。2位オランダ、3位にはエストニアとドイツが並んでいる。今回の大会は全体的に、バルト三国、北欧、東欧諸国の活躍が目立つ。
カタンは今年で発売15周年を迎え、これまで大会を主催していたヘルネ・ボードゲームセンターに代わりコスモス社が大会を主催している。次回大会は国別の通算成績でいまだ3位をキープしている日本代表の参加が期待される。
・Spielzentrum Herne:Catan Weltmeisterschaft 2010