チーズ・プリーズ(Cheese Please)
焦ると間違う4色のネズミ
2つのダイスを振って指示されたネズミを探すキッズゲーム。中央にいる妙に大きな4匹のソフビ製ネズミフィギュア。持ち上げると、下に赤・青・黄・緑のいずれかの色がついている。
ダイスを振って、チーズとカラーが出たら、その色のネズミを探す。ネコとカラーが出たら、全員参加で早い者勝ち。当たれば自分のチーズコマを進めることができる。先にゴールした人の勝ち。
持ち上げたネズミは必ず空いているマスに置かなければならず、場所が絶えず変わるようになっている。これでかなり混乱する。
妻と長男と3人で遊ぶ。ネコが出るたび、子供を差し置いて真っ先にネズミを取る大人気ない大人。でも間違ったり。妻が一時リードしたが、怒涛の追い上げで私の逆転勝利。4歳の長男はほとんど覚えていなかったが、デタラメにめくっても結構当てていた。
一見可愛いネズミだが、目がどこか宙を見ていて怖い。
Cheese Please
H.ウルリヒ/ピアトニク(2004年)
2〜4人用/4〜8歳/15分
イリュージョン(Illusio)
プリンス引田天功は君だ
アイテムを集めて手品を成功させ名声を手に入れるフランスのカードゲーム。時代は19世紀後半で、ノスタルジックなイラストが雰囲気を引き立てる。
自分の番には、アイテムを手札から出す、中央からマジックカードを取る、スペシャルカードを出す、手札を交換する、マジックを捨てるというアクションから2つを行う。マジックカードには必要なアイテムが指示されており、多いほど成功したときに得点が高い。
また、各自最初から特殊能力を持っていて、その能力に合わせた得意なマジックを選ぶのも大切だ。私は猛獣使いで、動物を自由に変えられる能力があったが、ウサギを消すしょぼいマジックぐらいしかできなかった。
12点先取のゲームだが、1回のマジックで得られる得点が2〜6点と幅広い。でも髭親父さんは、大量得点が見込める大脱出マジックを計画していたのに、最後のアイテムがこなくて待ちぼうけなんてことも。
スペシャルカードの妨害もお約束。マジックが完成してから1周の間、誰も妨害しなければ成功するというルールがあり、もう妨害を前提としている。「それ見たことがある!」で得点を下げよう。
自分宛に拍手を増やすスペシャルカードがあり、それに大掛かりな手品でボーナスという特殊能力を加えたkarokuさんがぶっちぎり。プリンス引田天功の称号をかっさらった。
Illusio
P.ヌーラ/ファンフォージ
2〜6人用/8歳以上/30分
ゲームストアバネスト:イリュージョン