GameLink 5号、アークライトから発売
アークライトは9日、ボードゲーム情報誌『GameLink(ゲームリンク)』の5号を発売した。サイズがコンパクトになり、お値段も下がって2730円。しかし内容は前号にも増して充実している。
特集は『電力会社』の作者でエキセントリックなゲームの帝王、フリードマン・フリーゼ。付録にはフリードマン作のカードゲーム『フォッペン(1995年)』と、『電力会社』追加発電所、またアークライトのオリジナルゲーム『ばるば★ろっさ』のプロモーションカードが入っている。その他『究極の人狼』や『レース・フォー・ザ・ギャラクシー』のリプレイ記事、各種連載記事など目が離せない情報満載。
私も「ドイツゲーム事情」という連載で今回はネットやリアル社会と融合するボードゲームを取り上げたので興味のある方はぜひどうぞ。
『GameLink』は池田康隆氏によって昨年10月に創刊された本格情報誌。創刊1周年を機に、発売元がシュートザムーンからアークライトに変わり、季刊から隔月刊に変わることになっている。
・GameLink公式サイト
メビウスゲームズより『プエルトリコ』日本語タイル
メビウスゲームズ(東京・水道橋)は8日、『プエルトリコ』日本語タイルを発表した。紫の建物タイルと、役割カードを日本語化。今後販売するものに添付されるという。また、既にプエルトリコを持っている人向けに、タイルのみ販売もある(300円)。
『プエルトリコ』はサトウキビやタバコを栽培し、出荷してお金や勝利点を得るボードゲーム。誰かが選んだ行動を全員が行う「バリアブルフェイズ」システムと、多彩な施設の組み合わせが人気を呼び、ドイツゲーム賞1位、ドイツ年間ゲーム大賞最終ノミネートをはじめ、数々の受賞歴がある。ボードゲームデータベースのBoardGameGeekのランキングでは、一時『アグリコラ』に抜かれたものの、現在は1位に返り咲いている。
タイルにはドイツ語で説明が書かれており、これまではルール添付の対照表を見るか、全部覚えるかしないと遊べなかった。これに対しアークライトが英語版にシールを添付して販売していた。このたび日本語化タイルが発売されたことで、これまで敬遠していた人も手に取る機会が増えそうだ。
・メビウスゲームズ:プエルトリコ日本語タイル