『ドミニオン:収穫祭』日本語版、8月末発売
ホビージャパンは8月末、元祖デッキ構築ゲーム『ドミニオン』の最新拡張『収穫祭(Cornucopia)』の日本語版を発売する。2〜4人用、8歳以上、30分、3150円。
『陰謀』『海辺』『錬金術』『繁栄』に続いて第5弾となる拡張。サイズは『錬金術』と同じく中箱で価格を抑えた。テーマは収穫と祭で、巨万の富を作り上げた領主たちの村で祭りが行われ、豊穣を祝う笛コルヌコピアが鳴る。
カードの能力は「多様性」がキーワードで、自分の山札・手札・プレイエリアにあるカードの種類が多いことで、大きな効果をもたらすカードが特徴。王国カード13種類に加え、5枚の新種カード「褒賞」が入り、今までのカードセットと組み合わせることで、さらにバラエティに富んだゲーム展開が楽しめる。
『ドミニオン』の基本セットと『陰謀』は現在品切れになっているが、現在再版中でまもなく入荷する見込みだ。
ドミニオンの日々:Cornucopiaカードレビューその1/その2/その3/その4
『ドワーフの王様』日本語版、8月中旬発売
ホビージャパンは8月中旬、新作トリックテイクゲーム『ドワーフの王様(The Dwarf King)』日本語版を発売する。3〜5人用、10歳以上、40分、2,520円。
『ビブリオス』を発売したフランスのイエロ社が、同じくフランス人デザイナーのブルーノ・フェデュッティが手がけた特殊能力いっぱいのカードゲームを発売した。
テーマはファンタジーで、ドワーフの王様を始め、ゴブリンの呪術師、ドワーフの技師、ゴブリンの忍者、ドラゴンの哲学者、ミイラ、楽師が登場。配られたカードを全員1枚ずつ出し、一番強いカードを出した人が全員分のカードをもらうというトリックテイクにフェイドゥッティ得意のツイストが加えられる。
全員が出した毎ラウンド、「ナイトの5」が配られたプレイヤーが、2種類のクエストタイルから好きな方を選んで得点方法を決める。クエストに応じて、カードの出し方を考えなければならない。
さらに、毎ラウンド1枚だけ加えられる「ドラゴンの賢者」や「ミイラ」や「ゴブリンの忍者」などの特別カードが戦略を左右する。コミカルなイラストで、トリックテイク愛好者だけでなく、気軽にカードゲームを楽しみたい人もターゲットにする。