ホビージャパンゲームフェスティバル、9月10日11日
海外ボードゲームの日本語版を手がけるホビージャパンは9月10日(土)と11日(日)、全理連ビル9F(東京・代々木)にて人気5タイトルの日本選手権を一挙に開催する。『ドミニオン』『アグリコラ』『世界の七不思議』『スモールワールド』『レース・フォー・ザ・ギャラクシー』でそれぞれ日本一になるのは誰か?
『ドミニオン』日本選手権は10日に予選、11日に決勝が行われる。エントリーはオンラインの事前登録が必要で8月9日正午から受け付けられる。定員240名で、エントリー料金は1000円。予選では基本セットのみ、決勝では基本セットと、『収穫祭』を除く全ての拡張を用いる。優勝すれば、トロフィーと賞品のほか、10月にドイツで開催される世界選手権の出場権と、トラベルマネー100,000円が贈られる。また世界選手権の優勝者には、賞金1,000ユーロ(11万円)が贈られることになっている。
『アグリコラ』日本選手権も、優勝者はトロフィーと賞品のほか、11月にオーストリアで行われる世界選手権に出場できる。エントリーは11日の当日10時からで定員35名(多数の場合抽選)。エントリー料金は500円。
『世界の七不思議』『スモールワールド』『レース・フォー・ザ・ギャラクシー』の3タイトルも、それぞれ11日の当日10時からエントリーを受け付け、エントリー料金は500円。優勝トロフィーと賞品が贈られるが、世界選手権への出場権はない。
『ドミニオン』で予選落ちした場合を除き、1人で複数のゲームに同時エントリーできないので、出場したい方はどの大会に出るか検討しておこう。なお、観戦は無料。人気タイトル体験コーナー、B級品セールを含むショッピング・コーナーもあるので、大会に出場しない方でも見に行く価値はありそうだ。
・ホビージャパン:ホビージャパン・ゲームフェスティバル
『世界の七不思議』日本語版発売
ホビージャパンは本日、『世界の七不思議(7 Wonders)』日本語版を発売した。3〜7人用、13歳以上、30〜40分、6300円。
2010年のエッセン国際ゲーム祭で一番人気だった文明発展ゲームがついに日本語版で登場。「ギザのピラミッド」「ロードスの巨人像」「アレクサンドリアの灯台」「エフィソスのアルテミス神殿」「バビロンの空中庭園」「オリンピアのゼウス像」「ハリカルナッソスのマウソロス霊廟」から1つずつ担当し、3つの時代にわたって発展させていく。
時代ごとに対応する7枚のカードを受け取って、1枚選んで左に渡し、また右から回ってきたカードから1枚選んで左隣に渡すというドラフト方式がゲームの核。 選んだカードは同時に公開してアクションを実行。各時代の最後には隣のプレイヤー同士で軍事力を競う。
同時進行のため、何人で遊んでも約30分で終わる手軽さと、7人まで遊べる幅広さで人気を博し、先月、新しく制定されたドイツ年間エキスパートゲーム大賞(Kennerspiel des Jahres)に選ばれている。
これまで国内発売されていた多言語版と比べ、日本語版では180枚ある世代カードの表記が日本語になっている。プレイヤーボードは、多言語版と同じく効果はアイコン・地名はローマ字。
・『世界の七不思議』日本語版、7月中旬発売