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ドイツ年間エキスパートゲーム大賞制定

今年で33年目を迎えるドイツ年間ゲーム大賞審査委員会は13日、先日報じた第3の賞の詳細を明らかにした。年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)、年間キッズゲーム大賞(Kinderspiel des Jahres)に次いで今年から始まるのは、年間エキスパートゲーム大賞(Kennerspiel des Jahres)。この賞で重量級ゲームの需要が高まっている市場に対応する。
年間ゲーム大賞は、ゲーム業界から中立を保つ審査員が、購入の指針として発表しており、世界で最も信頼と権威のあるボードゲーム賞。特に2000年代からは、ルールが分かりやすく初めて遊ぶ人に勧められるボードゲームを選んでいる。
一方、近年は難易度が高いボードゲームが増えてきており、多様化に合わせて新しい賞を創設することになった。「年間エキスパートゲーム大賞は、すでに長い間ボードゲームを遊ぶ人が、新しいボードゲームを知って経験を高められる指針を提示するものです。とはいえ本当の意味での指針となるものではなく、年間ゲーム大賞にもう満足できない人をターゲットにしています。」と広報のB.レーライン氏(写真)は述べる。
受賞マークのかたちはポーンで、色はダークグレー。選考方法は、ほかの2賞と同じで、5タイトルのノミネート作品が5月23日に、その中から大賞が6月27日に発表される。
Spiel des Jahres e.V.:Kennerspiel des Jahres 2011

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第37回オリジンズ賞ノミネート

アメリカ・ゲームメーカー連盟(GAMA)は12日、今年で37回目となるオリジンズ賞のノミネート作品を発表した。
ノミネートは3月のトレードショーで、ボードゲーム小売業者の投票によって選ばれた。部門はRPG、RPGサプリメント、ボードゲーム、カードゲーム、ファミリー・パーティ・キッズ、アクセサリ、ミニチュア、歴史、書籍の9部門がある。各部門の大賞は、6月22〜26日に行われるオリジンズ・ゲームショーの参加者の投票で決められる。
【第37回オリジンズ賞ノミネート作品】(ボードゲーム関連のみ)
ボードゲーム部門
キャッスル・レイヴンロフト(Castle Ravenloft)
王国の守護者(Defenders of the Realm)
フレスコ(Fresco)
ベガスの帝王(Lords of Vegas)
走れ尼さん/逃げる尼僧(Nuns on the Run)
カードゲーム部門
アセンション(Ascension: Chronicle of the Godslayer)
バック・トゥ・ザ・フューチャー:カードゲーム(Back to the Future: The Card Game)
エチョ(Hecho)
ヘックスヘックス特大(Hex Hex XL)
世界の鉄道カードゲーム(Railways of the World: The Card Game)
ファミリー・パーティ・キッズ部門
リグレット・ダイス(Ligretto Dice)
テレストレーション(Telestrations)
ウィット&ウェジャーファミリー版(Wits and Wagers Family Ed.)
ワード・オン・ザ・ストリート・ジュニア(Word on the Street Junior)
ゾンビダイス(Zombie Dice)
歴史部門
カタン:アメリカの開拓者たち(Settlers of America)ほか
(リンクは国内販売があるもののみ、ショップへ)
Origins:The Academy of Adventure Gaming Arts and Design Announces 37th Annual Origins Awards Nominees