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サンドイッチ(Sandwich)

お好みのサンドイッチをどうぞ
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いろんな具材を集めて美味しそうなサンドイッチを作るフランスのゲーム。セットコレクションだが、セットのよしあしはプレイヤーが決めるという独特の仕組みが面白い。
まず具材を集めるところから。各自、具材カードの山札を一斉にめくって、誰からでもいいので好きな具材を早い者勝ちで取る。チーズ、ガーリック、レタス、ミント、トマト、サーモン……これを繰り返して自分の具材を集める。前に取ったものを覚えておいて、相性がよさそうなものを集めておきたい。
具材を集めたら、要らないものを交換できる。自由に交渉して、組み合わせの悪そうな具材を放出しよう。もっとも、ムール貝やチョコレートなど、相性のよい具材が少ないものは、交換に応じてもらえないだろう。
交換が終わったら、3枚一組にしてほかのプレイヤーにプレゼント。「この組み合わせならきっと気に入ってくれそう」という人にあげよう。そしていよいよ試食会が始まる。
自分が受け取ったサンドイッチから、一番食べたいもの、次に食べたいもの、食べたくないもんを選ぶ。作った人は得点。組み合わせがよくても、「マスタードきらい」とか、その人その人の好き嫌いで却下されることも。この得点の合計で勝敗を競う。
野菜しか入っていない超ヘルシーなサンドイッチばかり集まってくるふうかさんは「肉くれー」。チーズ好きな神尾さんにはチーズ各種盛り合わせ。私はcarlさんが甘党のようだったので「チョコ」「オレンジ」「レーズン」をプレゼント。チョコレートは難易度が高いからと選んでもらえた。
絵柄がリアルなので、試食会では本当に食べるような気分になってくる。「これはうまそう」「オエ〜」などといった感想が出るのも楽しかった。
Sandwich
C.レンボー(Christophe Raimbault)/ル・ジュール(2010年)
3〜6人用/6歳以上/15分
国内未発売

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トーテモ(Totemo)

愛してる〜トーテムポール♪
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トーテムポールを積み上げて得点するイギリスのゲーム。うまく得点調整して、連鎖を狙う。布のボードに木製の台座、そしてはめ込み式の木製のブロックと、コンポーネントがたいへん凝っている。
自分の番には、手持ちのブロックを空いているところか、すでに置いてあるブロックの上に置く。パーツは6色あって、重ねるときは近隣色(緑と青、赤とオレンジなど)でなければならない。
ブロックの各面には数字が書いてあり、前後左右で隣接する面の点数が入る。得点ボードで記録するが、ここでポイント。得点ボードにはところどころにボーナスタイルが置いてあり、そこに止まるともう1つブロックを置くことができるのだ。大量得点はなかなかできないので、ボーナスタイルに止まってもうワンチャンスを狙う。
トーテムポールの高さ制限は5段。しかし「トッパー」と呼ばれるブロック(上に穴が空いていない)を置くと、もうそれ以上高くすることはできない。トッパー自体は得点が高いが、周りのトーテムポールが低いままだと得点が伸びないので、出すタイミングは考えどころだ。
karokuさんが毎回のように連鎖を成功させて1位。よく観察すれば置ける場所が意外に多く、また次に置くブロックも考えるため、パズル的思考が求められる。勝てなかったけれど、終わった後の立体トーテムポールは達成感があった。
Totemo
T.ボーイデル(Tony Boydell)/サプライズド・ステア(2010年)
2〜4人用/6歳以上/30分
ゲームストアバネスト:トーテモ
ふうかのボードゲーム日記:トーテモ