ヘイ、ウェイター!(Hey Waiter!)
並べてから一気にさばく
自分の前にある料理を効率よく捌き、お客様に運ぶゲーム。料理の上にのせるカバーのコンポーネントはアクションゲームかと思わせるが、中身はパズルチックなゲームだ。
チーム戦で、自分たちの前に積んである料理をすべてさばくことをめざす。手番にはカードを2枚出して、その2枚の組み合わせでアクションが決まる仕組み。緑ならば、全員が指定された料理をさばき、赤はカバーをかけて妨害する。青は積んである料理を分割し、白はバスボーイを使って自分だけ料理をさばける。
青カードで料理の山を分割して、1回の緑カードで一気にさばくのがセオリー。そのとき、相手チームも一緒にさばいてしまわないように、料理の種類を選ばないといけない。一方、相手チームが緑を出したときには相乗りできるよう、相手チームに合わせた料理も出しておくとよい。料理の選択がカギである。
3人の場合は2対1。1人2役になったkarokuさんはなかなかいいカードが来なくて苦戦する中、ふうかさん&私ペアが勝った。
Hey Waiter!
A.ラボ(Anthony Rubbo)/R&Rゲームズ(2010)
2〜4人用/13歳以上/30分
国内未発売
『世界の七不思議:指導者たち』多言語版発売
ホビージャパンは8月下旬、『世界の七不思議:指導者たち(7 Wonders: Leaders)』の多言語版を発売する。3〜7人用、13歳以上、40分、3150円。日本語ルールが付くが、カード名や都市名はローマ字表記。
先月ドイツ年間エキスパートゲーム大賞を受賞し、ボードゲーム愛好者の評価を確固たるものにしたフランスの文明発展ゲーム『世界の七不思議』。2011年に発売された拡張が早くも日本語ルール同梱で遊べるようになった。
この拡張セットでは、カエサル、ハンニバル、プトレマイオス、ソクラテスといった時代のリーダー36人がカードになり、ゲームに新次元の戦略をもたらす。各自4枚ずつリーダーカードをもち、1つの時代に1枚ずつ出してその特殊能力を使うことができる。ただしリーダーカードを出すにはお金がかかるので、マネージメントがより難しくなる。
さらに、七不思議の都市として古代ローマと、4枚の新たなギルドが追加でき、6金コインも付いて、お金の管理が用意になる。
今月発売されたばかりで品切れになっている『世界の七不思議』日本語版も同時に再入荷となる。持っていなければあわせて入手しよう。